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じぶんが詳しくない商品をAmazonで調べる方法 3Dプリンターの例

Amazon検索で良コスパ品を探す方法 家庭用3Dプリンタの例 では、Amazonの検索エンジンを使って、スペック=性能の優れた良コスパ品を見つける方法を研究しました。

ただ、一言で優良スペックと言っても、その内容は千差万別です。未知の商品はスペック用語がマニアックな上に、メーカーが差別化のために大して重要でない性能をPRしていたりもするので、何が重要なのか識別するのが難しくなっています。

じぶんが詳しくない商品をAmazonで調べる方法  3Dプリンターの例

そこで記事では、情報が多すぎるGoogleや、偏りの大きいSNS,インフルエンサー、テレビやYouTubeでなく、Amazonの検索エンジンを使って最新鋭の情報を抽出し、大多数のみんなにとって重要とみなされているスペックが何なのか調べる方法を提供します。

細かい情報を網羅しなくても、選ぶ上で誰もが注意すべきスペックが何なのか高速に抽出できれば、商品選びに役立つでしょう。

じぶんで調べるのが苦手

すごく基本的な内容ですが、普段じぶんで調べるのが苦手で、家族に聞きまくって煙たがられたり、ショップ店員に丸め込まれたりしがちで困っていた人は、調べ方の参考にして見てください。きっと、簡単なことだったと分かり、もう同じ目に合わず済むようになります。

今回も、3Dプリンター製品選びを例にとって紹介しますが、この方法はAmazonにある商品なら何にでも使えます。

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何から優先して調べたら良いのか

何から優先して調べたら良いのか

3Dプリンタや機械など自分の詳しくない商品を探すとき、何を優先して調べたら良いかすらわからないことがあります。

調べていくと、例えば匂いが少ないとか、改造ができるとか、ChituBoxで光造形で4KモノクロLCD+LEDだとか、果てしなくスペックが出てきてきりがない上に、どれが重要なのか識別が難しくなってきます。

すると、なんとなく店員やテレビに勧められた、性能と関係ない機能で選んでしまったり、果てしなく調査に時間がかかって比較表を探し回るようなことになります。

欲しい!けど、細かいことは時間の無駄!でも失敗はやだ!こういう時どうすればいいでしょうか。

それには、前回記事で良コスパ品を選んだ時と同様に、世間の多くのみんなが選んでいるものと同じものを見て、みんなが注意しているスペックが何なのか知るのが、最も早く無難です。

みんなの選んでいるもの、基準を知ると時短にもなる

みんなの選んでいるもの、基準を知ると時短にもなる

3Dプリンターはじめ商品を買う目的は人それぞれです。ですから、本当に細かいことを考えれば、ベストな商品も人それぞれ異なります。しかし、微差でしかないような機能差を調べ尽くし、吟味するのは大変なことです。

買い物の成功率は上昇しますが、調査に時間と労力を費やしすぎて損していることに気づかずいる場合もあります。

こういう時、一番頼りになるのは、あなたが信奉する発信者や番組のお薦め商品、Amazon’s Choiceではありません。

世間の「みんな」が選んだものが何なのかまず知ることです。みんなが重視するスペックは誰にとっても基本にして重要である確率が高く、知ればまず何から考えれば良いかすぐに察知できます。

その上でじぶんで選びとれば、選ぶ速さと成功率の高さのバランスが、ベストな結果になります。

みんなが注意しているスペックは何か知る

みんなが注意しているスペックは何か知る

目当ての商品でみんなが注意しているスペックが何なのか知る方法は、Amazon検索エンジンを利用し、出てきたキーワードに注目するのが最も楽です。Amazonは最も買い手、すなわち客の数が多く、大変参考になります。

しかし、単に検索結果上位の商品タイトルを見ただけでは、重要なキーワードは得られません。検索結果上位には、必ずしも良品でない、店側が売りたいだけのPR商品が多数混じっているからです。

そういう商品のタイトルやキーワードには、やはりみんなが重視しているスペックに関するキーワードではなく、差別化のために店がアピールしてゴリ押ししたい性能が多く含まれており、参考になりません。

なので、そういう要素を除外して見ていく必要があります。

やり方は検索するだけ。見方に気をつける

やり方は検索するだけ。見方に気をつける

方法は冒頭リンク先記事の時と同じです。単純に、欲しい品名、今回の例だと「3Dプリンター」とAmazonで検索して出てきた結果を見てください。

結果が出たら、「スポンサー」、「タイムセール」と表示のある商品と、Amazonの特集扱いになっている商品を除外します。これは人気の品でなく、単に店側が売りたい商品のPRです。

その上で、上位にきている商品から順番に10程度までをざっと見比べ、レビュー数の最も多い順にベスト5を選出してください。なお、「ベストセラー」や「Amazon’s Choice」という表示が付いていても構いません。

以下に再掲しますが、2021.4.18現在だと、以下のようになりました。当時の検索結果順そのままです。赤文字で筆者が印をつけています。

2021.4.18現在
2021.4.18現在
2021.4.18現在
2021.4.18現在
2021.4.18現在

ほとんどの商品は、商品タイトルの先頭に商品名が来ます。今回の1位だと 「ANYCUBIC MEGA-S 3Dプリンター」 までが商品名やメーカー、型番、通称です。

それ以降の商品タイトルには、商品名以外のキーワードがたくさん埋め込まれています。

除外を外して残った、上位商品のタイトルに含まれるキーワードこそ、いま世間のみんなが注意して識別し、選ぶ時参考にしている重要なスペックです。

意味の分かるキーワードは、そのままじぶんにとって重要かどうか考えれば良いです。例えば220x220x250mmなどは3Dプリントできる最大のサイズを表しており、重要と考えられます。

Amazonや楽天などECの商品タイトルは、なぜやたらと長いのか

Amazonや楽天などECの商品タイトルは、なぜやたらと長いのか

Amazonの商品タイトルには、重要なキーワードが詰まっています。買い手がAmazonで商品を検索した時、表示される商品の順位には、商品タイトルと検索キーワードの一致率が大きく影響するためです。

Amazon検索順位ルールの一般的通説
  • 検索キーワードとの合致率
  • 直近10日程度の売り上げ件数
  • レビューの質と量
  • 商品がクリックされて見られた回数と、実際に買われた確率

このため、商品タイトルには品名だけでなく通称や、検索されやすいスペックのキーワードが詰め込まれています。

売り手は、買い手に自分の商品を選んでもらうために、日夜買い手のみんなを調査研究し、みんなが気になって調べているキーワードが何なのか把握して、それを表示するよう努めています。みんなにクリックして見てもらえなければ、売れないからです。

つまり上位人気商品のタイトルキーワードには、大多数の買い手みんなが一番注目しているスペックが何なのか、その答えが詰まっています。

では早速見てみましょう。3Dプリンターを調べた筆者の場合、ベスト5商品を見比べて意味の分からなかったキーワードは以下のような結果となりました。

  • TPU/ABS/PLA(ABSは樹脂として有名。おそらく、対応する樹脂を表すと推定できる)
  • 磁気
  • MeanWell電源(おそらく電源ユニットのメーカー名と推定できる)
  • UV光造形式
  • MSLA
  • 2Kモノクロ

知っているキーワードでも、この商品において意味がわからないものは推定できないキーワードとして、調査が必要です。

「モノクロ」などは聞いたことのあるキーワードですが、3Dプリンタにおいてモノクロとはどう言う意味かよくわからないので、調べる必要があります。UV、2Kや磁気も聞いたことがありますが、同様です。

もちろん、どれが分からないキーワードかは、人それぞれです。じぶんにとってどうかで考え、抽出してください。推定できるものは、調べるとき近道できます。

抽出したキーワードだけ最速で調べる

抽出したキーワードだけ最速で調べる

分からないキーワードを調べる最速の方法も、Amazonです。ほとんどのキーワードは、その説明がそのまま商品説明文に書かれています。

Amazon商品タイトルにキーワードが書かれていた商品をクリックし、読んでみましょう。それでも分からないもののみ、Googleで調べれば良いです。

調べた結果は以下のようになりました。Amazonにそのまま書かれていたものは抜粋を記載しています。Googleを調べないと分からなかったもののみ、黄色で記載しました。

  • TPU/ABS/PLA:使える樹脂の種類。Amazon商品説明文に記載あり。
  • 磁気:台座に敷くシートに磁気があり、固定と脱着に役立つ。Amazon記載あり。※重要でない。
  • MeanWell電源:電源メーカー名。Amazon記載あり。※重要でない。
  • UV光造形式:3DプリンタにはUV光造形式と、熱溶解積層式(FDM、FFF)がある。光造形の方が新しく、造形精度が高い。ただし、UV樹脂しか使えない。
  • MSLA:光源にLCDとLEDを併用した方式で印刷速度が単一版より速い
  • 2Kモノクロ:光源の解像度と種類。2Kが現在の標準で、上位に4Kがある。カラーよりモノクロの方が速度と耐久性に優れる。Amazon記載あり。

これらが概ね、この製品ジャンルで今一番重要で注意して選ぶべきスペックです。あとはここからじぶんにとって重要なスペックを選出の基準とすれば良いです。

上記のような簡易調査でまだ判断のつかないキーワードが残った場合は、Googleで納得いくまで調べねばなりません。ほぼ全てみんなが注目している重要なキーワードの可能性が高いからです。

が、それでも、ここにある範囲の中から不明点だけ調べれば良いので、闇雲に検索しまくるより遥かに早く、限りがあるので調べる気力も湧いてくると思います。

今回ここまでの調査を総合して、筆者にとっては下記が重要であると考えましたので例示します。

  • 高精度で新しい光造形か、樹脂が選べる旧来の熱積層、どちらかの方式を選ばねばならない
  • 光造形を選ぶ場合、同価格帯なら、速度の速いMSLAと2Kモノクロは欲しい

重要なスペックが何であるかを知って改めてベスト5を見渡すと、光造形はカラフルな透明ボックスの外観をしており、熱積層は空洞の直方体フレーム形状をしていたと分かります。

重要スペックを識別せず、単に3DプリンターのベストセラーやAmazon’s Choiceだけで選んでいたら、現在の3Dプリンターは主流が光造形と熱積層に分かれていることは認識せず選んでいたことになるため、選択を失敗するリスクが上昇します。

ちなみに筆者は作りたいものが決まっており、ミリ単位で細かい精度が欲しい作品を目指していたので、光造形を選択することにしました。

すると、候補は2位の緑色製品と3位赤色の製品、2つに絞られる結果となりました。熱積層を除けば、実質これらが光造形のツートップです。

さらに調べたところ、どちらにもMSLAと2Kモノクロは装備されていることが分かりました。価格は同じくらいです。さて、どちらがじぶんにとって正解でしょう・・・?

じぶんで、知らない情報を簡易識別してみよう

じぶんで、知らない情報を簡易識別してみよう

重要なスペックを確実に押さえた、みんなに人気の商品がどれか分かっても、まだ一つに絞れなかった場合、この先あとはじぶんが納得できる差がどこにあるか見出すだけになります。なんだ結局最後までじぶんで調べるんじゃんって?

でも、重要キーワードも何も知らない状態からいきなりGoogleを見たり他人に聞き回っていたら、何が重要で最新のキーワードなのか無限の情報を全部見て考えねばなりません。

途中で疲れて誰か他人の薦めるままに選ぶことになるでしょう。他人のおすすめは、他人があなたに売りつけたいだけの品であるかもしれません。

最後の決断

そう、たしかに、最後の決断はじぶんが納得いくまで調べねばなりません。しかしここまで絞り込めたら、重要なスペックの選択、主流の人気製品であることは押さえられています。

あとの決め手はデザインであったり、口コミだったり、割引セールだったり、細かなスペック差だったり、あるいはそれらの複合だったり人それぞれですが、もうすでに、どれを決め手にしても大きな失敗はない状態にあると言えるでしょう。

安心して、楽にじぶんの力と時間を集中し、良い決断をできる状態にあると思います。最高速でみんなが選んでくれた最善のものの中から、あなたの一番大好きになれそうなものを、選び取ってください。

なお、安くて性能バランスの良い品を探す方法は以下を併用ください。同じ手順でできるので、手間が増えず一石二鳥ですよ。