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Macでやる初めてのFusion360操作方法 無料でいきなり実践

Fusion360をMacで使うインストールと初期設定 ではMacで無料のFusion360を、ミニマルにインストールする方法を紹介しました。また、【解決法・Mac】Fusion360へのログイン時にエラーが発生しました ではインストール後にありがちなトラブルを解決しています。

この記事では、普段MacBookAir M1を使っている筆者が、MacにおけるFusion360の、初めての操作方法をご紹介していきます。細かい勉強は最小限に、失敗せずいきなり実践できる方法です。

Macでやる初めてのFusion360操作方法 無料でいきなり実践できる

筆者もFusion360を使うのは初めてで、皆さんと同じ、これからの状態です。ですから、やたら詳しい内容や難しい用語は使いません(使えません)。

でも、筆者はブログでMacやiPhone、その他ウェブサービスのトラブル解決や応用記事をたくさん書いて来ました。Macに慣れているし、機械全般の取扱自体は得意なので、むしろ簡単なことばで皆さんのお役に立てると思います。ご覧ください。

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失敗しても元に戻せるリセット方法を最初に確認する

こういう新しいアプリに取り組む時は、いろいろ操作を試していくうちに、元の状態に戻せなくなって困る、といったことがありがちです。

なので、まずは何があっても最初の状態に戻せるようなリセット方法を知っておくことにしましょう。

そうすれば、失敗を恐れて面倒なマニュアルを読み込まなくても、あれこれ好き勝手自由に試しながら操作をマスターし、やばくなったら安心して元に戻せるようになります。

操作をリセットする方法

操作をリセットする方法

図形を描きたいのに、文字が出る。画面を動かしたいのに、線が引けてしまう。こんな風に操作のマウスカーソルが他のツールに変わってしまって困るときは、矢印で選択するだけだった最初の初期状態にいつでも戻せると、落ち着いて把握できます。

操作をリセットする方法は、キーボードの左上にある「esc」キーです。機種によってescキーが無い場合は、あなたが過去に設定を変えていなければ、command⌘(コマンド)+.(ピリオド)キーでESCの代わりになります。

表示をリセットする方法

表示をリセットする方法

拡大や縮小のしすぎ、画面外に出てしまった、書いたものがどこに行ったか分からない、表示がおかしくなった、そういう時は、最初の表示位置に戻せると落ち着いて把握できます。

表示位置のリセットは、画面右上にある家のマークをクリックすると実行できます。試しに、画面右上で「前」などと書いてあるサイコロマークをクリックしながらグリグリ動かして表示を回転させたあと、家のマークを押してみてください。初期位置に表示がリセットされることを把握できると思います。

設定をリセットする方法

設定をリセットする方法

なんかあちこち触っているうちに、以前あったものがなくなった、以前と同じ操作で同じようにできなくなった、家のマークを押しても戻らなくなった、おかしくなったという状況になることがあります。

そういう時は、設定をリセットして最初からやり直せば落ち着いて把握できます。

設定のリセットは、右上の丸ボタンから基本設定を開き、左下にある「規定に戻す」ボタンを押すとできます。ボタンが白くなっていて押せない時は、適当に他の基本設定を変更すると押せるようになります。

操作がどの辺にあるか適当に把握する

画面にはコックピットみたいにやたらボタンが並んでいますが、こんなのを勉強するのは時間の無駄です。自動車シミュレータみたいに、とりあえずブレーキアクセルシフトレバーだけ操作してみればその方が早く楽しくマスターできます。

ブレーキは先程マスターしたリセットです。残りを学習しましょう。

操作がどの辺にあるか適当に把握する

初期画面では、概ねこんな風に操作が分布しているとイメージを掴んでおいてください。以上で勉強は終了です。

やってから考える

早速アプリを起動し、やってみましょう。操作がこんがらがって嫌になったら、最初の方法で何度でもリセットすれば良いです。

まず、絵を描いてみましょう。例としてデフラグライフの頭文字Dを目指して実演します。細かく教科書通りに操作すると面倒臭く時間がかかりすぎ、応用が効かないので、適当にやってつまづきながらじぶんで何でもできるようになる方法を示します。

やってから考える

絵を描く操作から適当にそれっぽいアイコンを選ぶと、「平面を選択」と出ます。画面にオレンジの四角が3つ出ているので、どれかを選ぶとその面が選択され、画面が平面的になりますから、そこで絵を描きます。

Dの真ん中に穴
Tとか謎のマークがたくさん出ていますが、まだ何も分かりません。なんでもやってみるのが大事。

画面上で色々クリックしてみると、線がマス目に沿って描けることが分かります。とりあえずまだ曲線はかけませんが、Dっぽく書きました。また、Dの真ん中に穴を開けたいので、絵を描く操作から四角形ぽいアイコンを選んで、真ん中に将来穴を開ける用の四角形を描いてみました。

これを真ん中に穴のある状態で3Dの立体にしたいわけですが、いくらクリックしても新しい線ばかり引けてしまいイライラします。こういう時は操作だけリセットです。escキーを押すと、線引き状態から脱出できました。

操作だけリセット

とりあえず立体にしたいので、平面より立体的な画面に戻したいですよね。そういう時は表示のリセットです。右上の家のマークを押しましょう。普段は非表示ですがサイコロマークにマウスカーソルを近づけると出現します。

絵を描く操作

さて、立体が描きたいのに絵を描く操作を見ても、線ばかりで立体ぽいアイコンが見つかりません。よく見ると付近にメニュータブがあるので、それを切り替えてみてください。絵を描く操作のバリエーションを切り替えられます。

立体を作るには、メニュータブの「ソリッド」という文字を選びます。すると、立体ぽいアイコンがいっぱい出てきます。

今やりたいことは、さっき平面的に描いたDの文字を押し出すみたいに立体化することです。それっぽいアイコンを選んでみましょう。失敗しながら色々試してみても勿論良いです。

押し出しっぽいアイコンを選んで、先程のDの絵をクリックしてみると、上向きの矢印が出ます。

上向きの矢印

いかにもそれっぽいこの矢印をクリックしたまま上の方に引っ張って、立体ができたらいいな〜と思いませんか。やってみましょう。何度でもリセットできますから、教科書のページをめくる間にやってしまった方が早いです。

真ん中に穴

ニュっと、立体ができました。大きさは自在です。しかも真ん中に穴が空いており、考えるよりやった方が早い結果となりました。

大きさをニョキニョキ動かして決めたら、形状をこれで決定します。物事を後戻りせず決定、固定したい時は、リセットしてはいけません。キーボードにある、エンターキーを押してください。

表示の操作

出来上がった図形を眺めてみましょう。本当にちゃんとチクワみたいな穴が空いているかな?そういう時は、表示の操作です。思う存分グリグリ操作して確認し、こんがらがって面倒臭くなったら家のマークで表示のリセットです。

作品をオフラインで保存する

絵を描いたら、保存しておきましょう。Fusion360をMacで使うインストールと初期設定 でオフライン設定にした人は、「保存」ではなく「エクスポート」を使います。

作品をオフラインで保存する

左上のアイコンから、紙の右上が折れ曲がった絵柄のアイコンを押し、「エクスポート」を選択します。

エクスポート

するとメニューが出ますから、「無題」のところに適当なファイル名を書き入れ、ファイル形式を「.f3d(fusion360標準のファイル形式です)」として保存してください。保存先はパソコン内の好きな場所を選べます。

再開する

エクスポート保存したデータから再開するには、同じアイコンから「開く」を選んで出たメニューから、左下の「マイコンピュータから開く」をクリックし、保存先のフォルダを探してファイルを選んでください。

マイコンピュータから開く

手を広げず目的を果たそう

今回マスターした方法は、平面図から立体を押し出して作る方法です。もちろん、いきなり立体から作り始めたり、図面を回転やリピートして作るなど無数に方法はあります。

でもそのせいで、画面にはコックピットみたいなボタンがいっぱいです。また教科書を開いて一つ一つ暗記していたら、終わる頃には最初の方法を忘れてしまいます。

手を広げず目的を果たそう

最初に何を作ってみたかったか、思い出してみましょう。家のちょっとしたフックとか、飾りとか、そういう物だったなら、今回マスターした方法で工夫して作れないか考えてみてください。

作れそうな気がしたら、もう勉強はやめて、作っちゃいましょう。行き詰まってから、教科書で調べれば良いのです。完成させてから、コックピットの新しいボタンを試してみることにしても遅くはありません。

あなたにとって一番楽しいと思える方法を、自由に選んで始めましょう。どういう手順を踏んでも、ブレーキがあなたを助けます。取り返しのつかない失敗は、ありません。