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2020iPadAir MacBookM1 ベンチマークコスパ比較

iPadとMacBookとは本来異なる機種ですが、iPadにはMagicKeyboardを付けることでMacBookのように使える特徴があります。

また逆に、新しいMacBook2020M1はCPU、OSともにiPhone iPad寄りに刷新され、iPhoneやiPadアプリにも対応するなどiPadに近づきつつあります。

では、iPadにMagicKeyboardなど必要なオプションをつけて、それぞれの仕様を極力揃えた時、お互いのベンチマークスコア性能差と価格の差はどの程度になるでしょうか。

性能差と価格の差とは妥当なのか、それともどれかが割高なのか。異なる機種をまたいでのコスパを比較検証してみました。

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ベンチマークとコストパフォーマンスを機種横断比較する

機種横断コスパ比較iPadAir(第4世代)
256GB Wifi
+MagicKeyboard
MacBookAir(M1)
256GB
MacBook Pro(M1)
256GB
iPad(第8世代)
128GB
+SmartKeyboard
総額123,180円141,460円176,660円77,000円
ベンチマーク(シングル)1587168517251106
ベンチマーク(マルチ)4248743075112219
ベンチマーク(OpenCL)N/A1690018656N/A
ベンチマーク
(Metal)
1249318235215795349
シングル1点あたり価格77.6円83.9円102.4円(69.6円)
マルチ1点あたり価格28.9円19.0円23.5円(34.7円)
OpenCL1点あたり価格N/A8.37円9.46円N/A
Metal1点あたり価格9.8円7.7円8.1円14.3円
マルチのソースはシングルのリンク先と同じです

比較のためにできるだけオプション仕様を揃えましたが、iPad(第8世代)はMagicKeyboard非対応のためSmartKeyboardを選択しています。つまり、トラックパッドが付きません。また、SSDは最大128GBまでです。

総額は、AppleCare+と消費税込みの金額です。ベンチマークはGeekBenchのスコアです。

コスパを見るため、表には各総額をベンチマークスコアで割った値を併記しました。機種横断だと細かい仕様は異なるので、あくまで目安です。

極力仕様を揃えた上でこうしてコスパで見ると、シングルコア作業ならiPadAir、マルチコア作業とOpenCL、MetalならMacBookがお得ということが見えてきます。

また、MacBook Proと、意外にもiPad(第8世代)は若干割高と分かります。総じて、コスパは7コア256GBモデルMacBookAir2020M1が際立っていると言えます。

macbookair

なおiPadAirの総額内訳は、本体79800+AppleCare8400+MagicKeyboard31800(AppleCare+for iPadの保証に含まれる)×消費税=123,180円です。

MacBookAirの総額内訳は、最小構成本体104,800+AppleCare 23,800×消費税=141,460円です。

MacBookProの総額内訳は、最小構成本体134,800+AppleCare 25,800×消費税=176,660円です。

iPadの総額内訳は、本体44,800+AppleCare 8,400+SmartKeyboard 16,800×消費税=77,000円です。

シングルコアとマルチコアの、スコアの違いについて

コスパの違いは分かりましたが、自分の用途がシングルコア主体なのかマルチコア主体なのかも把握して検討しましょう。

現代のCPUはコアという小さい回路が複数連結して構成されています。シングルコアは、そのうち一つのコアだけで仕事を処理するときのスコアです。マルチコアは複数コアで分担した時のスコアです。

多くの人にとって重要なのはシングルコアのスコアです。マルチコアでベンチマーク通りの顕著な差が出てくるのは、特定のアプリを使った動画のエンコードなどかなり限られてくるのが実態です。

というのも、マルチコアの性能を発揮するには、アプリの方もそれに対応していなければなりません。計算を複数のコアで並列処理するよう、仕事が分割されていなければならないのです。そうしたアプリは限られているのが実情です。

大きなファイルの圧縮や、動画や画像ファイル形式の変換(エンコード)アプリの多くには、マルチコアが大変効果的です。こういう作業が多い人はマルチコアのスコアを重視しましょう。

一部の3Dゲームにおいてはある程度マルチコアが影響しますが、エンコードほど顕著ではありません。

動画やゲームの描画処理においてはGPUという別の集積回路のスコアをより重視すべきです。GPUのスコアは、概ねMetalのスコアが参考になります。OpenCLはiOSで計測できないのでデータがありません。

他の大半の作業は、シングルコアで処理されるのが実態です。よく把握し、見極めましょう。

コスパに留意して、お得な選択をしよう

端的ですが記事は以上です。

コスパはあくまで目的ではなく、より損を避けてお得な選択をするための参考情報です。コスパ情報を見た上で、再度、あなたの用途にとって最も最適なものを探してみれば、より納得して選択ができるようになるでしょう。

コストの特徴を押さえたら、各機種の機能の違いと、それがあなたの用途に合っているかの確認をしてみましょう。

マルチコアスコアでコスパトップだったMacBookAirにおいて、GPUコア数の異なるモデルの選び方については MacBookAir2020M1 7コア8コア比較検証 にまとめてあります。

4機種のどれが、外に持ち出しても便利と呼べる能力をより備えているかは、 新しいiPadAir第4世代とMacBookAirM1比較 操作性検証 をご参考ください。

新機種をテレワークに使うことを考えている方は、 MacBook2020M1はテレワークに使えるのか iPad Surface比較 に留意ください。

記事があなたの楽しいPC選びの一助となれば幸いです。