iPhone NFCとQiで寝ながら充電オートメーション化

iPhone NFCとQiで寝ながら充電オートメーション化

スマホiphoneワイヤレス充電 メリットデメリットとおすすめ では、寝ながら充電目的にQiワイヤレス充電器を最適化する選び方を紹介しました。

比較的新しいiPhoneをお持ちの方であれば、さらにNFCタグを使って寝ながら充電と同時にお休みモードのON、音量のタイマーオフを自動的に実行するようDIYすることができます。

NFCタグを買わなくても手持ちのSuicaやPasmoでも動作するので、まずは費用をかけず試してみましょう。

SuicaとiPhoneですぐに試す手順

SuicaとiPhoneですぐに試す手順
クレカ付きSuicaでもできます

手元にSuica類と対応するiPhoneがあるならば、とりあえずローリスクなので考えるより試してみた方がずっと早いです。

なお、使うのは標準のアプリだけなので容量を圧迫したりする心配はありません。

Suica類はNFCの存在を示すスイッチとして使うだけなのでデータやお金が吸い取られたりすることもありません。

設定に失敗しても、試してみて気に入らなくても、あとから元通り修正削除がいくらでも利きます。

対応機種と準備

対応機種と準備

対応するiPhoneは、iPhone11/ 11Pro / 11ProMax / XS / XS Max / XR / SE2 以降です。

iOSのバージョンを13.1以降にアップデートしておいてください。
apple標準の「ショートカット」アプリが必要なので、消してしまった人はAppStoreから再インストールしておいてください。

設定手順

1.設定>ショートカット>信頼されていないショートカットを許可 をON。

設定手順

2.ショートカット「QiSleep」をインポートする。

※スマートプラグを併用する準備が整っている場合は「QiKasa」をインポートする。

一番下まで画面をスクロールし、赤い「信頼されていないショートカットを追加」をタップ。※後で不要になったら削除できます。

3.ショートカットアプリ起動>オートメーション>+マークタップ>個人用オートメーションを作成>NFC>スキャン をタップ。

ショートカットアプリ起動>オートメーション>+マークタップ>個人用オートメーションを作成>NFC>スキャン

4.Suica類またはNFCタグをiPhone背面カメラ横あたりにタッチし、読み取ったらQiSleepまたはQiKasaと入力※あとで変更削除可

Suica類またはNFCタグをiPhone背面カメラ横あたりにタッチし、読み取ったらQiSleepと入力※あとで変更削除可


5.次へをタップ>アクションを追加>スクリプティング>ショートカットを実行 をタップ。
6.「ショートカット」の青い文字をタップ>QiSleep(またはQiKasa) をタップ。

「ショートカット」の青い文字をタップ>QiSleep をタップ。


7.次へをタップ>「実行の前に尋ねる」をOFF。尋ねないをタップ。>完了をタップ。

次へをタップ>「実行の前に尋ねる」をOFF。尋ねないをタップ。>完了をタップ。

オートメーションを削除したいときは、作ったオートメーションを左へドラッグすると削除ボタンが現れます。

動作テスト手順

動作テスト手順
iPhoneの先っちょでタッチするのがコツ

iPhoneのFaceIDまたはTouchIDを解除した状態で、適当に音楽を流しながら設定に使用したSuica類をタッチしてみましょう。

自動的に2連バイブが反応し、音楽がオフ、お休みモードがONになったのが確認できたら成功です。

スマホケースが厚すぎたり、金属の場合は外して試すと成功する場合があります。

筆者は背面ガラス、側面樹脂タイプのケースを使用していますが支障なく成功しました。

カスタマイズ設定

今回はタッチしたら即OFFの設定でしたが、例えばタッチしてだんだん音量が下がり、15分後にオフにするなどタイマー動作させることも可能です。一度設定すれば以後は毎回同じ動作をします。手順は下記の通り。

1.ショートカットアプリから>マイショートカット>QiSleep(またはQiKasa)の・・・マークをタップ。

カスタマイズ設定

2.五行目に「0」という数字の入っている箇所を、タイマーOFFしたい任意の時間に変更(15分後にオフしたいなら、15と入力)。>完了をタップ。

五行目に「0」という数字の入っている箇所を、タイマーOFFしたい任意の時間に変更(15分後にオフしたいなら、15と入力)。>完了をタップ。

これだけで、NFCタッチから指定時間までにだんだん音量が下がって最後はOFFになるように動作が変化します。

本体の音量を制御しているのでAmazonプライムやYouTube動画などアプリを流しっぱなしでも、大抵の場合は同様に動作します。

画面の輝度を暗くする動作はQiSleep(QiKasa)には組み込みませんでした。iPhone標準のtruetone自動輝度設定と無操作画面オフ設定を使った方がシンプルです。ただ置いておくだけで画面オフになります。

NFCタグの選び方

NFCタグを使ってみる

Suica類でのテストに成功し、気に入ったらNFCタグとQi充電パッドを買ってきて寝ながら充電最適化を試してみましょう。

市販NFCタグは概ね3種類あって、ntag213、ntag215、ntag216です。今回の目的だとどれでもOKです。

本当はサイズが大きいものの方が感度(通信距離)はずっと良くなるのですが、今はほぼ25㎜のものしか入手できません。

ntag213ntag215ntag216
価格約100円約100円約100円
直径約25㎜約25㎜約25㎜
容量144byte504byte888byte
アミーボ××

同じ直径25㎜の物ならば、アンテナ設計が5巻き程度の物が通信距離に多少なりと良いはずです。多すぎても少なすぎてもいけません。詳しくは外部サイト PDF をご覧ください。

アンテナ設計通信距離
線太さ太いほど良
線間隔広いほど良
外形サイズ大きいほど良
巻き数5巻程度が良(直径25㎜において)

中華製はやたらアンテナの巻き数が多いです。5巻き程度のものはサンワサプライにありますが、残念ながら今はntag213しかありません。今回の目的には、現状この製品がベストと思います。NDEFフォーマット済みなのでそのまま使えます。

AmazonだとNFCタグは1枚約100円ですが概ね10枚入り以上のまとめ売りが大半です。

買ったタグは後で再使用できるよう、100均の手貼りラミネートシートなどで強化しておくと良いです。

NFCタグをQiワイヤレス充電パッドに設置する

NFCタグをQiワイヤレス充電パッドに設置する
NFCはiPhoneの先っちょで読み取るので、そのあたりにタグを仮留めします。

ラミネートタグの準備ができたら、Qi充電パッドにiPhoneのカメラ横のスペースが接する位置を見定め、そこにタグをテープ等で仮留めします。

仮止めしたら先ほどのSuicaテストの設定手順に戻り、NFCタグを登録し直します。Suicaテストで作ったオートメーションは左にスライドして削除しておきましょう。

タグを登録しパッドに通電したら、iPhoneの音楽を流しながら置いてテストしてみましょう。音が止まり同時に充電が開始されたら成功です。

失敗したら、タグの位置を変えたり薄いスマホケースを試したりして調整します。金属のスマホケースはQiにもNFCにも使用できません。

設置したタグの位置がQiコイルの位置(通常、Qi充電パッドの中央付近)に近すぎると電波干渉して失敗します。

Qi充電パッドを寝ながら充電に最適化した選び方は スマホiphoneワイヤレス充電 メリットデメリットとおすすめ を参照ください。

タグの位置が決まったらタイトボンドなど後で剥がせる適当なもので接着しておきましょう。

ちなみに充電だけして音量オフしたくないときは、iPhoneの上下向きを逆に置くだけです。

NFCタグを使ってQiを寝ながら充電に最適化しよう

NFCタグを使ってQiを寝ながら充電に最適化しよう

スマホの充電や音量の調整はごく些細なことですが、寝床でiPhoneを使用しながら寝落ちしそうなときはケーブルの抜き差しも面倒なものです。

また、寝るときにいきなり無音はいやだけど、つけっぱなしも眠りが浅くなるのでイヤ、眠いとき毎回オフタイマーを操作するのは面倒、という人はこの記事のやり方を使えば全部自動化できます。

さらに照明や家電を連動させたい場合は、 Alexa不要かざすだけ スマートプラグNFCで手持ち家電格安スマート化 をご覧ください。

費用をかけずに試すことも、カスタマイズすることもできるので、あなたの生活スタイルに合うかどうか今夜からトライみてはいかがでしょうか。