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簡単で新鮮で美味しいお米の新しい研ぎ方【自動家庭精米】

お米の簡単な研ぎ方や正しい研ぎ方を知りたいですか?でもその本当の理由は、単に楽したいからとか、正しく学びたいから、では無かったのではないでしょうか。

楽なだけなら無洗米があります。手間暇かけた研ぎ方で毎日の家事仕事が務まるなら、こんなサイトへ調べ物に来るような苦労はしてないでしょう。

研ぎ方を知りたい理由は、美味しい炊きたてのお米を簡単に家で食べたいと思ったから、ではないでしょうか。

簡単で新鮮で美味しいお米の新しい研ぎ方【自動家庭精米】

あの時食べた美味しいご飯を、家でもう一度食べたい!誰かに食べさせてあげたい。

思い出に憧れて、高価な炊飯器や土鍋、ブランド米や水を試し、ついに研ぎ方まで調べ出してこんな最果てのサイトまで流れ着いたのではないでしょうか。

ここでは、食べ物の美味しさを支配的に左右するのは鮮度であることを再確認し、米を楽に研ぐために硬度という物理的な性質を理解することで、今までよりずっと楽に、はるかに新鮮な米を手に入れて研ぐ核心に迫ります。ご覧ください。

この記事の著者

この記事は、18年間にわたる一人暮らしでひたすら飯炊きに従事してきた筆者 デフラグライフが、農家の家系の末代として莫大な米を受け取り消費する立場より、建築士としての硬度の知識を掛け合わせた楽で合理的な方法としてお届けします。

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うまさの大半は鮮度で決まる

いうまでもないことだと思いますが、よく忘れがちなので再確認しておくと、米に限らず大抵の食べ物のうまさを左右するのは、その新鮮さです。

うまさの大半は鮮度で決まる

遠方から運ばれたブランドの古米よりも、獲れたて地元の産直新米の方がうまいのです。直接食べ比べたことは無かったとしても、新米のうまさを実感した経験のある人は少なくないでしょう。

食品の鮮度は、主に酸化で落ちていきます。食べ物は酸素に触れると、触れたその表面からどんどん劣化していってしまう。

つまり逆に、いつも新鮮なお米を手に入れられたら、うまさの大半を手に入れたことになります。

楽な米とぎは硬度で分かる

楽な米とぎは硬度で分かる

米に水をかけて押し混ぜると、米が研げる。証拠に白い水が出て、それを捨てる。これで表面の汚れと糠が取れて、お米を炊く準備ができます。面倒くさいですよね。

ところでお米が研げる理由は、あなたが力加減し、頑張っているからではありません。お米の粒同士が互いにこすれ合うことで、双方ともに削れあっているからです。

物質には硬度という物性があり、硬度の同じ物質同士がこすれると、それだけで双方が削れるという物理的な本質があります。

つまり、米とぎには本来何の力も必要なく、ただ単にかき混ぜるだけで良かったのです。実際、プロの精米はそのように単にかき混ぜて行われ、水の代わりに風ですすいで行われています。

玄米を直前に精米すれば、新鮮で米とぎが楽になる

お米には本来、植物の種として自分自身を酸化から守り、鮮度を保つ機能が初めから備わっています。それが糠(ぬか)です。糠には抗酸化力の高いビタミンEが多く含まれており、中の白米を劣化から守る役割があります。

玄米を直前に精米すれば、新鮮で米とぎが楽になる

この糠を最初からたっぷり、いわば鎧として標準装備している劣化しにくいお米、それが玄米です。

ですからなるべく新鮮な玄米を買って、食べる直前に精米するようにすれば、いつでも新鮮なお米が手に入るようになるわけです。

街のお米やさんが最強

近所にあったような気もするけど見向きもしなかった米屋。スーパーで安く買って車に積めるのに、駐車場もない米屋に立ち寄って重い米を運ぶ発想をする人はまずいないでしょう。筆者もそうでした。

でもいっときの酔狂に、近所の米屋へふらっと立ち寄り、安い玄米を二合ばかりその場で精米してもらって、夕食に食べてみてください。

筆者はその時に、記事冒頭で書いたような思い出のうまいコメに自宅で再会することができました。新鮮な玄米を精米して食べることに目覚めたのはそこからです。

今はもう潰れてなくなってしまった
筆者が昔良く行っていた近所の米屋

潰れる前に、一度行ってください。スーパーより遥かに新鮮な玄米を買うことも、その場で玄米から研いでもらうこともできます。あなたの街にまだ有ったならば、かけがえのない財産だと思います。

精米すれば、米とぎは楽になる

酸化の進んだ白米、古米と違って、たった今精米したばかりの米ならば表面の汚れも酸化した脂肪酸の表皮もありません。なので、昔みたいにギュッギュッと研ぐ苦労は要らなくなります。

精米直後についた糠粉を1回洗い、水を捨てた状態で楽にシャリシャリかき混ぜ、もう1回水ですすいで終わりです。

精米すれば、米とぎは楽になる

これで肌糠が硬度により取り除かれ、楽して良く研がれた状態になります。すすいだあとも水が白く感じますが、もうそれは米の成分です。糠の大半は取れているので気にしなくて大丈夫です。

精米直後なら、米とぎは、それだけで終わりになります。それ以上はやりすぎで、単に米を削っているだけです。

精米は家で簡単自動化できる

硬度の同じ物質は、ただ擦り合わせるだけで双方が削れる。かき混ぜるだけで精米できるならば、こんなにシンプルな機械は超高価でも巨大でもある必要がありません。

コンパクトで性能十分な精米機が家庭で簡単に手に入り、今すぐ安く使えます。

精米は家で格安自動化できる

玄米を買っておいて、炊く前に家で自動精米すれば、研ぐ手間も省けて楽に、最高に新鮮な米が手に入るようになります。

自動精米

もっと複雑で高価な機械もありますが、複雑なものは壊れやすく掃除がしにくい宿命です。美味しさを支配的に左右するのは、鮮度であって、精米方法の細かい差異ではありません。

直前に精米できれば、それで美味しさの大半は楽にゲットできるのです。研ぎ方の細かいしぐさをどうこうする前に、研ぐことの目的、お米の美味しくて新鮮な部分に最短距離で近づけば良いのです。

家庭精米のコツ

玄米を精米すると分量が減るので、そのままいつも通り炊飯すると水が多すぎる結果となります。これを回避するには、玄米用の計量カップが必要です。紹介した精米機ならば、付属してきます。

玄米用計量カップで、3合とか必要な量を量れば、精米後はちょうど白米3合と同じ量になるので、いつもの炊飯釜の水目盛がそのまま使えます。あとは何回か経験して微調整してください。

家庭精米のコツ

精米機の操作は機種によって多少差はありますが、基本的に何分づきにするか設定して、お米何合か指定し、玄米を入れてボタンを押せば、あとは全自動です。基本的にうまさ優先なら10分づき(白米)が良いです。

分づきとは「ぶづき(分搗き)」といい、例えば10分づきならば、10分間もかかるという意味ではありません。精米の割合をさしており、10分(じゅうぶ)なら100%精米という意味です。精米自体はものの数分で終わります。

7分づきなら70%精米なので、玄米の糠や胚芽が3割くらい残るイメージになります。美味しくないですが、栄養は豊富です。

全自動運転で精米が終わると自動停止するので、カゴごと精白米を取り出して炊飯釜に入れ、すすいでからあとは通常通り炊くだけです。

手入れ

正論を言うと毎回糠を捨てたあと、容器とカゴを洗うべきなのでしょうが、筆者は洗ってません。

糠は大量に出るので毎回ゴミ箱にドサっと捨てますが、カゴやトレイの洗いはそんなに頻繁にやらなくても味に影響ありません。米は炊く時すすぐので。

手入れ

ただし虫が来ないよう、フタはセットしておきます。洗うときはカゴも糠トレイも取り外せるので、食洗機で洗っています。

精米なんて、かえって手間では?

誰がどう見ても、米を炊くたびに精米してると聞いたら、手間を惜しまぬ米マニア、よほど神経質な美食家だろうと思われるかも知れません。

精米なんて、かえって手間では?

しかし実際の中身は、スイッチを押して米を移し替える手間が増えているだけです。反対に、やたらリキ入れて4回も5回も繰り返しひび割れた手で米を洗い水を捨てる手間はなくなっています。

米とぎの負担が減るのは明らかで、それでいて同じ米が格段に新鮮うまく食べられるようになるのですから、やらない手はありません。

米が美味ければ家での食事が楽しみになる

あなたが料理下手で、面倒苦手でも、近頃は美味しい惣菜屋がたくさんあるのでそれを買ってくれば良いでしょう。

しかしデパ地下の最高峰にも、商店街の名店にも、お気に入りのオリジンほっともっとにもないもの、それが、炊き立ての香り高き、あのうまい米です。

炊き立ての香り高き、あのうまい米

家にそんなうまい米が待っているなら、出来合いのおかずを買うのはタイムセールの消化試合みたいな買い物ではなくなります。それに、漬物や佃煮、梅干し、鶏卵とか、刺身とか納豆や海苔などシンプルなものが、俄然輝きを増して目に映るようになります。

そうすれば、期せずしてあなたや家族は以前よりもヘルシーな暮らしができるようになるでしょう。何の苦痛もなしに自然体で。

後のことは、もう説明が蛇足です。うまい飯にこれ以上の理屈は不要!さあ、あなたもそろそろ今晩の食事の準備を始めるとしましょう。

おまけ

安く、楽に、毎日うまい米。そのためにまだできることがあります。筆者がやっているのは以下なので参考にしてください。

うまい米を食うためのその他補助的な方法
  • 米屋を探す:スーパーで決して手に入らない最高に新鮮な玄米があります
  • ガス炊飯器を使う:安物でOK。短時間の火熱で明らかに香り高く粒よく炊けます。自宅にガス栓の空きスロットがあるか確認すること
  • ミネラルウォーターなど良い水を使う:米飯の水分は58%です。半分以上は水を食っているようなものです
  • 炊飯器の保温機能は決して使わない:水蒸気が逃げ過ぎてひどく不味くなります。