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アプリケーションExposeの使い道 Mission Controlとの違い

MacBookのトラックパッド設定には、ミッションコントロールの他に、アプリケーションExposeという設定項目があります。

この機能はMacBook2020M1、MacOS Big Sur にも標準装備されていますが、初期状態でオフになっています。

アプリケーションExpose

実際使ってみても、Mission Controlと何が違うのか分からない、Mission Controlの方が便利なのでアプリケーションExposeは使っていないという人も多いのではないかと思います。

ネットで違いを調べてもアプリケーションExposeのことはほとんど触れられず、ミッションコントロールを使いましょう的に有耶無耶にされることが多いでしょう。

アプリケーションExposeには、ミッションコントロールではできない特殊な役割があります。それこそこの機能の使い道と呼べるものです。どうぞ記事をご覧になり、秘められた機能を解放してください。

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アプリケーションExposeは、最小化ウインドウをコントロールできる

アプリケーションExposeは、最小化ウインドウをコントロールできる

最小化ウインドウをコントロールできる、だから何?と思うかも知れません。

これができると、例えばYouTubeやAmazonプライムビデオなどブラウザベースアプリをバックグラウンドで単独で走らせ、コントロールできるようになります。

個別アプリをインストールせず、Chromeブラウザのアプリ化機能を使わず、SafariとOS標準機能だけで、Safariをウインドウ左上の赤いボタンを押して閉じてもバックグラウンドでYouTubeなどが走り続けるようになります。Dockにショートカットも置けます。

メリット

M1チップのMacを買った人はすぐ、まだ対応するアプリが少ないことに気づきます。この問題をOS標準機能だけで解決できるようになります。

YouTubeなどブラウザ上で動くアプリなら、Chromeブラウザ標準機能でブラウザ上のサイトを直接アプリ化することもできますが、この方法で作ったアプリを起動すると必ず同時にChromeブラウザも起動します。

メリット

要するに擬似的にアプリアイコンを生成しているだけで、実の所ブラウザとアプリサイトを二つのウィンドウで同時に立ち上げるショートカットを置いているに過ぎません。

同時にChromeアイコンとYouTubeアイコンが強制並列起動するのが気持ち悪いとか、Chromeはメモリを食うので嫌だとか、軽いSafariのHandOffが好きだとか、ブックマークなどが複数ブラウザに分散するのが嫌でスマートなSafariに一本化したいなどといった、ちょっと変わった志向をお持ちの方には、この記事の方法が適します。筆者もそうです。

ミッションコントロールと比較して理解する

ミッションコントロールと比較して理解する

早速試してみましょう。まずSafariを起動し、右上の+ボタンを押してウィンドウタブを増やしてください。

増やしたら、適当にYouTubeなど開いて音楽など流しつつ、そのタブをドラッグして画面中央に持ってきて離し、ウインドウを分離します。

分離したら、そのウインドウの左上にある黄色いボタンを押し、最小化してください。

すると画面には、元のSafariスタートページだけが残った状態になると思います。もちろん、バックグラウンドで音楽も流れ続けています。

さて、この時バックグラウンドに隠れたYouTubeをどうやってコントロールしたら良いでしょうか。

DockのSafariを叩いても出てきません。Command+Tabでも出てきません。Option長押しはとうの昔に廃れました。アドレスバーの青いスピーカーボタンでコントロールできるのは音量のミュートだけです。

アプリケーションExpose YouTube

この時、アプリケーションExposeしてみてください。探していた、音楽を流しているYouTubeが見えたはずです。ここからコントロールできます。

Mission Controlでは、これができません。ミッションコントロールには、最小化したウインドウは表示できないのです。これがワンタッチで一覧できるのは、アプリケーションExposeのみです。

ちなみに2、3タッチでよければ、Controlキーを押しながらDockに表示したアイコンを押すと、最小化したウインドウの名前が表示されるので、これをクリックすれば表示できます。

Control+Dock

あるいは上部メニューバーからウインドウをクリックすると、同様にウインドウの名前が表示されるのでこれを選択することでも表示できます。

MacにYouTubeアプリを入れずOS標準バックグラウンドで動かす

今やった手順で、MacにYouTubeなどブラウザベースで動くものなら、アプリがなくても、インストールしなくても、単独で動かせるようになります。

YouTube等を分離したら、元のSafariページは左上の赤いボタンを押して閉じてしまっても、YouTubeの音楽などはバックグラウンドで流れ続けます。

特に使用頻度の高いアプリは、ショートカットを作ってDockに置くのも良いかも知れません。

まず、YouTubeなど使いたいアプリのページをSafariでブックマークします。ブックマークしたら、スタートページにあるそのアイコンをデスクトップにドラッグします。

すると、ショートカットのコピーが生成されるので、それを今度はDockの右端、ゴミ箱の横にドラッグして設置します。アプリ領域には置けません。ゴミ箱周辺にあるフォルダ領域のみです。領域境界には細い縦線があるはずです。

MacにYouTubeアプリを入れずOS標準バックグラウンドで動かす

Dockに置いたら、デスクトップに残った元のショートカットはゴミ箱に移動して構いません。

パソコンもミニマリスト志向でいこう

パソコンもミニマリスト志向でいこう

欲しいものをどんどん買い足すと散らかるのは、部屋もパソコンも同じです。

無料だからと欲しいアプリをどんどん増やす前に、今持っている標準機能で賄えないか一度検討してみましょう。

標準機能であれば、当然にOSとの相性は最高で安定しています。サポートも末長く、誰のパソコンにも標準で有るものなので他人のPCに手元を移しても経験と知識が応用できるようになります。楽しんでみてください。