2021.6月より、ゆうパケットポストが改善され、サイズ内の自由な封筒に指定のシールを貼るだけでポスト投函匿名発送できるようになりました。
結論から言うと、専用箱が不要になったので荷物の厚さが3cmを超えても、郵便ポストの投函口高さを通るなら規約適合で送れます。ポスト投函口高さはおおむね、旧型で3.4cm、新型で4.0cmもあります。
競合のネコポスに10円上乗せするだけで荷物の厚さUPできるので、かなり有用なサービスになりました。
発送が道路脇のポストだけで済むので、単にコンビニに行き並ぶ手間が省けるだけでも、利用価値のある場面もあるでしょう。情報だけでも早速押さえておきましょう。
ゆうパケットポストの使い方
ゆうパケットポストの基本仕様は下記の通り。上記写真のようなシール付き専用箱も45円で買えますが、いずれ廃止になるのと、メリットがないので割愛します。
発送時のQRコード読み込みが重要手順で、これをしないと相手に届かないばかりか荷物を失う可能性もありますから忘れないよう気をつけましょう。
この発送方法を使いたい場合は、商品の発送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に指定しておくと実行できます。
ゆうパケットポストとネコポスの比較検証
ゆうパケットポストのスペックは競合のネコポスと比べて下記の通り。
メリットデメリット比較 | ゆうパケットポスト | ネコポス |
総費用 | 220円 | 210円 |
厚さ | 3㎝※ | 3㎝ |
サイズ | 34.0×23.0cm(角型A4+)※ | 31.2×22.8cm(角型A4) |
重さ | 2㎏まで | 1㎏まで |
匿名配送 | 〇 | 〇 |
発送場所 | 郵便ポスト | セブン、ファミマ、ヤマト営業所、PUDO |
専用シール | 必要 | 不要 |
ゆうパケットポストのサイズルールは、3辺合計が60cm以下、かつ、長辺の長さ34cm以下までで、厚さは、郵便ポスト投函口の高さを通るなら何でもOKです。
ポスト投函口のサイズは多くが幅25cm×高さ4cm、少なくとも3.4cmです。郵便公式サイトでは高さ3cmの荷物を目安に推奨していますが、超えても投函口を通るならNGではありません。ねじ込みでも通る。
厚さサイズの※印にした部分についてですが、この表では最大サイズの一例として、規定長さ34cm、推奨高さ3cmなので、幅は差し引き23cmを示しています。
しかしもちろん、規定の範囲内であれば自分で変更して構いません。概ね、角型A4サイズくらいの大きさで、3.4〜4cmまで送れると把握しておけばOKです。
競合のネコポスと表向きの仕様だけ比べると、ポスト投函の利便性をとるかどうかくらいですが、真価は3cmをちょっと超える荷物を+10円で運べる点にこそあるといえます。
荷物の厚さが3cmを超えるとネコポスでは運べず、通常だと次はゆうパケットプラス(520円)になるわけですが、それだけで送料が310円も跳ね上がります。そういう時このゆうパケットポストを使うと、投函口の高さまでであれば上昇する送料はたった10円で済みます。
10円で、荷物の厚さを最大1cmもアップできるので、もの凄くお得なサービスになりました。
また単にコンビニが近くにないとか、すぐ発送したいけど朝忙しくてコンビニに並びたくないとかいう時に有用です。試してみて自分に合うか確認してみると良いでしょう。
なおこの配送方法はメルカリ専用なので、普段の配送には使えません。シールを買いすぎないようよく考えておきましょう。その他の裏技については下記ご覧ください。
全般的な配送方法に関する最安総括は下記一覧表を利用ください。
当サイトには他にもメルカリの読み物がいっぱいです。暇な時読んで、よりお得なメルカリライフをお楽しみください。
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