この記事は初出2021.1月ですが、2021.12月バージョンアップし、より安定的に使えるよう改良しました。
多色フリクションボールペンに、ジェットストリームなど消えないボールペンの替え芯を付けたい。
専用アダプタは今もう売ってないし、高いし、交換時に奥に残って取り出しづらい。
ドリルやキリ、レンチなどの穴拡張工具は持ってないし、出先で困る。
という方はいませんか。一般に、ボールペンの替え芯は外径3.0mmのため、外径3.6mmあるフリクションペンには適合しません。
そのためこれをフリクションボール4など多色ペンに取り付けるには、高価な専用アダプタや、外径を強引に押し広げるための一般的でない工具を必要としてきました。費用も手間もかかります。
そこで今回も、デフラグライフらしく超シンプルで楽な解決方法を提示したいと思います。替え芯代を除けば手法自体の費用は無料、時間はかかりません。ご利用ください。
ジェットストリーム替え芯をハサミで切る
ジェットストリーム替え芯は、最安の SXR-80 を選択します。定価80円です。色は黒・赤・青・緑の4色から選べます。線の太さは0.38、0.5、0.7、1.0mmから選べます。
芯を用意したら、ハサミを使って芯のお尻に3mmほど切り込みを入れてください。
ハサミはなるべく切っ先ではなく奥側を使うと楽です。ググーっと力を段々加えて切り込みます。安全のため、芯を持つ手はハサミの外になるようにしてください。
切れ込めたら、切れ目が広がったままセロテープを普通に巻いてください。切れ目が広がったままでないと入らないのでダメです。セロテープは1巻程度に抑え、あまり厚くしないように気をつけてください。厚くするとペンに入らなくなります。
こうすることで、使っている内にだんだん切れ目が広がって緩くなるのを防ぐことができます。
完成したら、芯を入れてください。スプリングが引っかかる場合は回しながら入れてください。
ペンの芯は出していない状態の時に入れ替えてください。出した状態の時に入れ替えると、戻した時スプリングに弾かれて外れてしまいます。
これで完成です。キャップを戻し、試し書きして確認してください。
ほとんどの替え芯が使える
今回は書き味の良いジェットストリームを使いましたが、大抵のボールペン替え芯は直径3.0mmなので、長さが短いものを除いてほとんどの芯はこの方法で付けられます。
例えばゲルインキボールペンのHiTec Cコレトなんかも、軸部を抜いて長さを揃えて切り、それから切り込めば使えます。
なので、このためにわざわざ買い物をしなくても、とりあえず手元のボールペンから1本芯を抜いて試すことができます。きっと、持ち歩くペンの本数を簡単無料で減らせることでしょう。
なお店舗は大半が定価なので、特に替え芯は実態としてはAmazonの方が安く買える状況です。ついで買いするつもりでも、価格には目を通しておいた方が良いです。
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