取引メッセージ公式例文 – メルカリ 初心者必見

メルカリ取引メッセージの例文やテンプレートをネットで検索すると、何やら流派が色々あって当惑したことはありませんか。お節介に感じられるほどの長文もあれば、多すぎるんじゃないかと思えるバリエーションもあったと思います。

どんな取引メッセージを基準とすれば良いか、ベストの答えは単純唯一です。メルカリが公式に推している例文があるのだから、素直にそれを使うことです。

メルカリ取引メッセージ公式例文集と最適送信タイミング

その公式例文と、メルカリ取引メッセージ テンプレート一発呼び出し登録方法 で使う推奨呼出キーワードを記事にリスト化しましたので、コピペあるいはアレンジしてご利用ください。

後半では、どんなタイミングで何回メッセージを送るのが、最も失礼なく楽で最適なのかを、メルカリ公式アプリを根拠に整理し考察しています。併せてご参考ください。

この記事の著者

この記事は、好評を博した メルカリ最安送料一覧 を始め、数多くのメルカリ便利記事を執筆してきた古参現役メルカリユーザーの筆者 デフラグライフよりお送りします。

取引メッセージ メルカリ公式例文集

メルカリ公式例文は、メルカリアプリの取引メッセージ入力画面で、薄いグレーで表示されています。あなたを含め全てのメルカリユーザーにとって見覚えのある文章ということになりますから、使って相手に違和感を持たれるリスクはありません。最も無難です。

購入者側送信タイミングと公式例文一覧

送信タイミング呼出キーワード公式例文
購入直後
(省略可)
んこ商品を購入させていただきました。支払い完了まで今しばらくお待ちください。
支払直後んし商品を購入させていただきました。到着を楽しみにお待ちしています。
取引完了んとこのたびはお取引ありがとうございました。

出品者側送信タイミングと公式例文一覧

送信タイミング呼出キーワード公式例文
売却直後
(省略可)
んばこのたびはご購入ありがとうございます。商品の発送まで今しばらくお待ちください。
発送直後んはお待たせしていた商品の発送が完了しました。到着まで今しばらくお待ち下さい。
取引完了んとこのたびはお取引ありがとうございました。

メルカリ取引メッセージはどこまで必要か

そもそも取引メッセージの回数に制限はありません。相手から送られてくると、アプリのやることリストに「返信してください」と言う通知が来るので、まともに相手をしているとお互いに終わりが来ません。

いったいどんなタイミングで、どこまで何回メッセージをやりとりする必要があるのでしょうか。

メルカリ取引メッセージはどこまで必要か

答えは、やはりメルカリアプリに表示される公式例文にあります。先程の一覧表の通り、原則として表示される公式メッセージが切り替わるのは、6通りのタイミングしかありません。

このタイミングごとに送るのが最も適切です。記事では、さらに合理的に省略できるケースを紹介していますから、ほとんどの人にとっては4つのタイミングまで絞れます。

4つとは売りと買いの合計なので、1回の取引ならば送るべきタイミングは2回まで無理なく削ぎ落とせます。理由など詳しく知りたい人は、以下を読み進めてください。読まなくても、一覧表通りやっていれば間違いはありません。

メルカリ取引メッセージ 購入者側の送信タイミング

購入者が取引メッセージを入力すべきタイミングは支払い直後と取引完了の2つのみです。

支払いをコンビニ振り込みなど後払いにしている人は、翌日までに支払いできない場合は購入直後にその旨伝える追加メッセージが必要になります。

購入直後 翌日までに支払いできない場合の公式メッセージ(省略可)

クレジットカードなど支払い登録をしてある人は、購入ボタンを押した時点ですでに支払いも終わっているのでここのメッセージは省略できます。

「商品を購入させていただきました。支払い完了まで今しばらくお待ちください。」

アプリで購入してから、翌日いっぱい中までに支払い完了できなさそうな時、できなかった時は上記メッセージの送信が早めに必要です。

待つ出品者

購入者のあなたが支払いを完了するまで、出品者側は商品を他の人に売れない不利な状態で拘束されており、あなたが支払わなかった場合は機会損失になります。あまり相手を不安定な状態にするとクレームの元になるので、支払いが遅くなるならメッセージを先に送っておく必要があります。

じぶんで作文する場合は、立場を理解することが重要です。アプリで購入ボタンを押した時点で契約は成立しており、現時点で相手は商品をあなたのために取り置きする義務をすでに果たしています。

一方あなたはまだ支払いの義務を果たしていません。このことをよく理解して態度を決めてください。客の側がつねに神だと思っているとそれが言動に出て、相手に不快な思いをさせることがあります。個人間取引は対等です。

支払直後の公式メッセージ

支払直後の公式メッセージ

「商品を購入させていただきました。到着を楽しみにお待ちしています。」

支払い後には購入者であるあなたの側から先にメッセージを送る筋合いはないと感じるかもしれませんが、待っていると出品者の大半は購入お礼のメッセージを送ってくるので、その時相手に合わせて返信するのが面倒になります。

ですから先手を打って支払い直後に挨拶を送っておけば、あとは出品者側から儀礼や定型発送メッセージが来ても、こちらが無視したと思われる心配なく既読スルーしておけます。商品が届いて完了メッセージを送るまでの間は一切何も送らなくて済むようになります。

コンビニ払いなどの後だと公式定型文は少し変わる

コンビニ払いなどの後だと公式定型文は少し変わる

「お待たせしていた支払いが完了しました。商品の到着を楽しみにお待ちしています。」

コンビニ払いなど、購入同時支払いしなかった人の場合は、支払いを終えると公式定型文は上記のように少し変わります。普段から同時支払いしない人は、代わりにこちらの定型文を登録しておいても良いでしょう。

両方使い分けるのは面倒なので、同時支払いとコンビニ払いを混在して使っている人は、定型文一覧表のものだけを使い続けることを推奨します。文言が多少重複しますが、支障ありません。

取引完了時の公式お礼メッセージ

取引完了時の公式お礼メッセージ

「このたびはお取引ありがとうございました。」

取引完了メッセージは送らない人も多く、赤い完了ボタンを押せば取引は支障なく終わります。しかしこの記事の方法なら簡単に入力できるので、せっかくだから送っておきましょう。

message-example

オリジナルメッセージを考えたいなら、ここが一番腕の見せ所です。最後の赤いボタンを押すときに入力したメッセージは、これまでの途中経過で送ったメッセージと異なり、取引記録として相手の売買履歴に残ります。

残ったあなたのメッセージは、あなたのアイコンと共に半永久的に、取引と関係ない全ての他の第三者にも閲覧可能な状態になります。ですから仮に取引に不満があっても、ここで悪態をつくべきでありません。

逆に、爽やかな挨拶とさりげない宣伝を残すことができれば、双方にとって有益です。この方法については メルカリフォロー機能メリットとフォロワーリピーターを自然に増やす方法 をご覧ください。売り手に回った時有効です。

あるいは最後のメッセージをちょっとアレンジしておくだけでも、取引の後味を良いものにできます。楽にやりたい場合は、あなたが購入者の時も出品者の時も、同じ文が使えるよう工夫して作文しておくと、手間が半減します。

バリエーション

「この度は、ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。」

例えば上記のようなメッセージバリエーションも、公式ガイドに例示されています。最初の例文があまりに素っ気ないと感じる場合は、こちらも良いでしょう。購入側出品側どちらでも使える点が魅力です。

メルカリ取引メッセージ 出品者側はいつまでに送れば良いか

出品者が取引メッセージを入力すべきタイミングは2つのみで、発送直後と、取引完了時だけです。ただし売却翌日までに発送できなさそうな時、できなかった時はその旨伝える追加メッセージが必要になります。

相手が支払いを完了していない場合は、完了を確認できるまでメッセージは必要ありません。

売却直後 翌日までに発送できない場合の公式メッセージ(省略可)

相手の支払完了から翌日いっぱい中までに発送できるなら、ここのメッセージは送信不要です。仮に相手から「よろしくお願いします」的なメッセージが即時来ても、あなたの発送完了後までスルーしても大丈夫です。

メルカリ取引メッセージ 出品者側はいつまでに送れば良いか

「このたびはご購入ありがとうございます。商品の発送まで今しばらくお待ちください。」

相手の支払いが完了してから、翌日いっぱい中までに発送できなさそうな時、できなかった時は上記メッセージの送信が早めに必要です。

商品説明文で配達日数を4〜7日など長期に設定してある場合であっても、翌日までに発送できない場合はこのメッセージを送ります。すると、挨拶と購入者側からの配達催促や過剰期待をかわす返信を兼ねられるので手間が省けます。

待つ購入者

出品者のあなたが発送を完了するまで、購入者側は商品を期待して待つ状態になっています。あまり相手を待たせるとクレームの元になるので、発送が遅くなるならメッセージを先に送っておく必要があります。

じぶんで作文する場合は、立場を理解することが重要です。購入者が購入ボタンを押した時点で契約は成立しており、現時点で相手は支払い義務をすでに果たしています。

一方あなたはまだ商品を相手に届ける義務を果たしていません。このことをよく理解して態度を決めてください。配達日数設定まで余裕があるからとぞんざいにしていると、無用に相手を不安にさせ不当にクレームを食らう確率が上昇します。

発送直後の公式メッセージ

発送直後の公式メッセージ

「お待たせしていた商品の発送が完了しました。到着まで今しばらくお待ち下さい。」

発送直後には通知ボタンを押すのだから、出品者であるあなたの側から二重に通知メッセージを送る必要がないと感じるかもしれませんが、待っていると購入者の半数は発送お礼メッセージを送ってくるので、その時返信するのが面倒になります。

ですから先手を打って発送直後に挨拶を送っておけば、購入者側から定型メッセージが来ていたとしても、こちらが無視したと思われる心配なく進行しておけます。以降は商品が届いて完了メッセージを送るまでの間は一切何も送らなくて済むようになります。

即発送して最初のメッセージを省略した場合は、いきなりこのメッセージを送ることになりますが、購入ありがとうございましたのお礼メッセージは取引終了時に言うので問題は起きません。ほとんどのお客さんにとっては、丁寧な言葉のお礼よりも迅速な発送こそが最上です。

取引完了時のお礼メッセージ

取引完了時のお礼メッセージ

取引完了メッセージは購入者の時と同じで通ります。使い分けても面倒なだけなので同じで良いと思います。

良い取引になったと感じる場合は、定型文でなく心を込めてお礼したいと思うものです。定型文をアレンジして送ってみましょう。とはいえ多くの場合は、長文や頻繁なメッセージではなく、相手への素早い対応こそがお互いに最上の返報になると覚えておいてください。

よくある質問とまとめ

取引メッセージはいつまでに送る?

購入者出品者ともに発送確認直後、取引完了時の2回が公式タイミングです。支払いを即時にしていない場合は、購入直後に追加の公式メッセージが必要です。

メッセージの返信はどこまで必要?

取引の進行に関わる質問に回答する以外は、返信は原則不要です。公式タイミングに沿って公式メッセージを送信していれば、必要なお礼や返信を兼ねて進行できるようになっています。

取引メッセージって必要?いらない?

必須ではないですが、無いと互いがちゃんと取引を進めているのか確認しづらくなり、お互いを無駄に不安にさせます。公式メッセージを使えば、面倒を省いて取引を安定化させられます。

取引メッセージは取引円滑化のための道具

メルカリアプリの取引メッセージ機能は、実装はされていますが必須ではありません。使う人の任意の道具です。

用事がなくても、ある人にとっては心温まるやりとりの一部となるし、またある人にとっては面倒な儀礼的手間ともなります。

とはいえメルカリは個人の思想を相手に求める場所ではなく、取引の場です。最もトラブル発生確率を下げられて無難な方法を選択するのが良いと筆者は思います。

取引メッセージは取引円滑化のための道具

それにはみんなが雰囲気で形成しているメルカリ文化的なマナーに従いつつ、最も楽な方法を選択するのが良いでしょう。そこでこの公式定型文が役立つというわけです。

もちろんそのままコピペしても、じぶんなりに心を込めてアレンジしてみることも自由です。

人情派も合理主義者も、初心者も古参も、コミュニケーションの仕組みをうまく使って楽に歩み寄りましょう。これはそのための道具です。

おまけ:取引メッセージの応用方法

公式例文を登録しておいて呼び出しキーワードで一発全文入力できるよう設定しておき、かつ、呼び出した文章を相手に合わせて時々手動アレンジする半自動スタイルが、最も時短で対応力のある推奨の方法です。

呼び出しキーワードは以下の記事で設定できます。少なくとも売買履歴が50以上あるようなヘビーユーザーならば、一念発起して設定してしまうことをお勧めします。

文章をアドリブで手動アレンジする方法は、以下の鉄仮面記事中盤にある「アドリブ会話のコツ」を使うのが最も楽な割に効果が高くお勧めです。

取引メッセージという仕組みそのものを、あなたのリピーター、フォロワーの増加に役立てる方法については、以下の記事をご利用ください。

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