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トイレ廊下階段玄関の電気を人感センサー自動化する格安簡単DIY

トイレ廊下階段玄関の電気を人感センサー自動化する格安簡単DIY

トイレに入ったら電気が自動でついて、しばらくすると自動で勝手に消えてくれるようになれば、消し忘れもつけっぱなしも無くなり便利です。同じことは廊下や階段、玄関などにも言えます。

こういう仕組みを人感センサーと言いますが、これは単に既存の電球を格安の人感センサー電球に変えるだけで、誰でも簡単に今すぐできます。

既存の照明がそもそも電球じゃない形状だという人にも、それぞれに合うシンプルな変換ソケットを案内していますから、きっとあなたの望みにピッタリフィットするでしょう。

ややこしい設定とか不要で、すぐ直感的に使える格安簡単な定番手法です。

この記事を著作する専門家

一級建築士

この記事は、これまでに複数の家庭用電気DIYアイデアを提案し、また業務で建築用最新の各種電気設備を知る立場にある、一級建築士の筆者 デフラグライフよりお送りします。

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トイレ廊下階段玄関の電気を人感センサー化する格安簡単な方法

方法といっても、単に今ある照明の電球を、そのサイズに合わせて E26人感センサー電球 か、E17人感センサー電球 に交換するだけで終了です。ワット数は40W又は60W、100Wがあり、光色は電球色または昼白色をリンク先等で選べます。

ワット数や光色のお勧め

今あなたが使っている電球のワット数と光色を調べて、それより明るくしたいか暗くしたいか、同じで良いかで決めるのが一番ですが、筆者からお勧めは60W電球色です。

天井照明はペンダントやローボルト、ピンスポット、ダウンライト、ナロービームを使うのでもない限り、薄暗くしても雰囲気良くはなりません。単に、空間全体がぼんやり薄暗くなるだけです。影と光の境界が鈍くなるからです。

トイレのように狭い空間

一般に、トイレのように狭い空間では設計上45W程度が妥当なのですが、逆に狭いトイレでも60W以上にして、便器の陰とかの暗部を減らした方が簡単に清潔感が出てまとまることが多いです。

天井が低すぎて光源が見えて眩しいような場合は45Wに抑えるか、後述のロックソケットを用いてランプシェードをかけてください。

最も美しい光は自然光で、その光には赤味が含まれる
最も美しい光は自然光で、その光には赤味が含まれる

また、現在多くのホテルとかカフェなど一般におしゃれとされている空間では、電球色が主流です。好みが許す限りは、この機に電球色でまとめていくことをお勧めします。その方が簡単なので。

口金の調べ方や形状がよく分からないという人は、人感センサー化したい照明のところへ行き、電球を外すなどして口金の形状を確認してみましょう。以降の見出しより該当する箇所を読んで実行してください。

電球ソケットに人感センサー電球を付ける方法

電球ソケット

一番定番の、電球が刺さっているタイプです。壁のスイッチをオフにして電球を冷ましてから回して外し、口金の直径を測ってください。実際上は、外した電球の方を測った方が楽です。測るとき転倒に気をつけてください。

直径26mmだった場合は先ほどのE26人感センサー電球に、直径17mmだった場合はE17人感センサー電球に、それぞれ交換すれば終了です。何か困ったら記事後半のヒントをご覧ください。

E11→E17変換ソケット

直径11mmだった場合は、E11→E17変換ソケット を噛ませてから、前記のE17人感センサー電球を用いてください。

斜方ソケット

一部のダウンライトは、電球が斜めとか横向きに刺さっている場合があり、ほとんどはE17口金です。斜めのまま取り付けると人感センサーの感知範囲に支障が出ます。その時は 斜方ソケット を噛ませてから前記のE17人感センサー電球を用いてください。

横向きでしかもE11口金だった場合は、前記のE11→E17変換ソケット を用いてから上記の斜方ソケットとE17人感センサー電球を用いることで対応できます。

引掛シーリングに人感センサー電球を付ける方法

引掛シーリング

こんな風にブタ鼻形状の穴が開いてる口金は、引掛シーリングと言います。台座の形状はいろいろですが、ブタ鼻の穴は同じです。

引掛シーリングだった時は、念のため元々ここに取り付けられていた照明器具の方をよく観察してください。単にその照明器具に電球が刺さっていた場合は、元の照明器具を引掛シーリングに戻して、刺さっていた電球の方を人感センサー電球に変えればOKです。

引掛シーリング→E26変換レセップ

ただそうじゃなくて、照明器具自体を変えたいんだとか、引掛シーリングに直付けで人感センサー電球を付けたい場合は、引掛シーリング→E26変換レセップ を用いてから、E26人感センサー電球を取り付ければ美しくまとまります。

照明器具の傘部分(ランプシェード)

元の照明器具の傘部分(ランプシェード)だけ活用したいとか、よそから傘部分だけ持ってきて流用したいという場合は、引掛シーリング→E26変換ロックソケット の方を使ってください。

ただし、シェードの基部形状によっては適合しない場合もあります。その場合はインシュロックなど導電性のないプラスチック系の紐類でシェード変換ソケットのネジをうまく活用してくくりつけてみましょう。どうせ天井でシェードの陰になるので、光を遮らなければ雑でも何も問題ありません。

ダクトレールに人感センサー電球を付ける方法

ダクトレール

あなたが家庭用ダクトレールを取り付けていた場合、ほとんどの人は最初からE26スポットライトないしE17スポット器具を持っているでしょうから、その電球のみを人感センサー電球に交換すれば終了です。

リモコンソケット

スポットライトにリモコンソケットを併用していた人は、もう不要になりますから外して他へ転用できます。メルカリでも高く売れます。

器具一体型照明だった場合の対処法

器具一体型照明

こんな風に天井にくっついていて外れない器具とか、外すと電線が露出するような器具だった場合、この記事の方法は使えません。というかスマート球も特殊器具も全滅です。最初から照明付きだった賃貸だとたまにあるパターンです。

対策は大家に陳情して引掛シーリングに変えてもらうか、壁にスイッチボットをつけてスマホで登録してアプリを設定するといった方法のほか、思い切ってタスクアンビエントにするという道が残されています。

タスクアンビエント

タスクアンビエントとは照明技法の一つで、要するに天井高くから照らすシーリング照明を一切やめて、フロアスタンドと卓上ライト、ペンダント、ブラケット、スポット、間接照明の組み合わせだけで部屋の照明をまかなう方法です。

成功すれば雰囲気の良いホテルやカフェ、デザイナーオフィスのようになりますし、冷静に考えるとトイレ、廊下、階段、玄関は真上から煌々と照らすよりもタスクアンビエントで足元を照らした方が合理的かもしれません。もちろん、足元取り付け用の人感センサー対応器具も各種あります。

人感センサーの感度で困った時の対処法 典型的5パターン

初めてこうした人感センサー電球に触れる人は、うまく動作しない時の典型的な5パターンにどういうものがあるか、あらかじめ見ておきましょう。些細な対策で解決することがほとんどなので、知っておけば故障を疑って余計な時間や出費を支払う事態を避けられます。

1.スイッチを確認しONにする

センサー電球に変えた箇所は、貼って剥がせる養生テープなどを用いて封印すると良い

人感センサー電球に変えてからうまく点灯せずに困った時は、まず大前提として、壁の電気スイッチがONのままになっているか確認してください。不慣れなうちはつい習慣でオフにしてしまったりすることがよくあります。

2.センサーが遮られていたら対策する

人感センサーの感度で困った時のヒント
光センサーと熱センサーの二つがある

電球の先端中心にあるセンサー部をシェード等で隠してしまうと、人感センサーは動作しませんので注意してください。その場合は E26人感センサー分離ソケット を使い、照明とセンサーを分離する方法があります。

3.気温や距離を確認し対策する

人感センサーは人体の熱を検知していますから、周囲の気温が人体並みに高くなる真夏は感度が鈍くなります。その場合は換気や冷房、送風によって改善することができます。

単に手をかざしても良いですが、上記の分離ソケットや、単なる延長ソケットを使ってセンサーをできるだけ近くに下げて配置するという手が有効です。

4.階段上部側では斜方タイプが有効

E26斜方人感センサー球

人感センサー電球を階段の上部側に設置する場合、階段の下部から登ってきたときは照明器具が遠くなるので、人感センサーの検知が思い通りにいかない場合があります。その場合は E26斜方人感センサー球 を使い、階段の下方にセンサーを向けておくとミニマルに解決できます。筆者もそうしてます。

5.周囲が明るすぎると動作しない

なお、人感センサー電球には光センサーも搭載されています。つまり、周囲が一定以上に明るい環境では点灯しません。思い通りに点灯しないときは故障を疑う前に、これら熱・光センサーの特性を確認してみましょう。

手間をかけるより省くDIYをしよう

手間をかけるより省くDIYをしよう

この記事の内容は、単に電球を変えて人感センサー電球にすれば便利ですよという、いわば一行の文で済む簡単なものでした。

ただ同じ便利さを叶えたいと思って検索すると、方法20選!とかスマート電球でアプリで音声デバイスがどうとかややこしい話が始まって、結局高額で設定の面倒な機器や業者工事を勧められ当惑していた人もいたのではないでしょうか。

電気のことなんて何も知らないけど、センサーにしてみたいなと思ってネットや誰かに相談した人が、思い通り簡単に済ませられる方法は、口金を合わせて電球を交換するだけの簡単なやり方です。

やってみて効果を実感した人は、当サイトの他のDIY記事も覗いてみてください。手間のかかる凄いDIYはありませんが、暮らしの手間を省くシンプルな手法が満載です。

結果として単に電球を交換するだけになったとしても、そこから新しいDIYの方向性と、誰にでも今すぐできることの価値に気づくでしょう。

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