ハネムーンクルーズのメリット・デメリット・おすすめ体験談

ハネムーンクルーズのおすすめ船と添乗員有無・経験談

「新婚だけど毎日忙しくてハネムーンの準備に割く時間がない。。でも折角だから思い出に残る良い旅がしたい。クルーズ豪華客船旅行なんてどうなんだろう?周りにそんな経験ある人いないけど。。」

こういう思いの方いませんか。筆者もまさにそうでした。高そうだし勝手も分からないから難しそうとも感じていませんか。

この記事では、新婚旅行をクルーズにするかどうか迷っている方向けに、ハネムーンクルーズのメリット・デメリットと費用の概算をご案内します。

筆者自身は2019年にクルーズ新婚旅行をしました。旅行出発の2か月半前に思い立ち、共働きで忙しいなか短い準備期間でしたが、さほど苦労なくとても楽しめた思い出があります。

今となって思うことは、クルーズ旅行は新婚旅行にかなり相性がよく、事前に特徴を知っていればさらにメリットを活かしたり、デメリットを解決しておけたということです。

そこで記事では、ハネムーンクルーズにおけるメリットをたくさん受けられるマニアックな方法についても、筆者が実行した体験を交えてお伝えしたいと思います。

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ハネムーンにクルーズ旅行を選ぶメリット

ハネムーンにクルーズ旅行を選ぶメリットと費用の抑え方

船自体がホテル=移動が楽+お土産を大量に運搬できる

クルーズ旅行とは、さながら海に浮かぶホテルのような超大型客船に泊まり、船ごと移動して国内外の港町で観光を楽しむ船旅です。

自分の客室はずっと同じ部屋なので、メインの荷物は部屋に置いたまま軽装で各地を観光できます。

観光が終わって船に戻ったら、あとは夜寝ている間に次の観光地に自動的に運ばれます。面倒な荷造りは最後の下船日だけです。

かなり時短になるので旅先でゆっくりする時間をとることができ、各地を観光したい希望とゆっくり過ごしたい希望を同時に満たせます。夫婦で志向が違う場合でも双方の希望が叶います

多くなりがちな新婚旅行土産の運搬も船旅なら安心

ハネムーンクルーズのメリット・デメリット・費用の下げ方

準備すればクルーズの荷物メリットを最大限に活かすこともできます。メインの荷物を運ぶのは最初と最後の乗下船だけなので、普通の旅行以上に沢山の荷物を少ない負担で運べます。

つまり、新婚旅行土産を心置きなく各地で買い集められます。荷物を気にするあまり最後の空港で慌ただしく買うようなことになりません。ぜひとも大きいトランクを用意して臨みましょう。

筆者は事前にお土産の目星をつけ、各国のスーパーで大量に安く調達しました。実は日本でも海外旅行のお土産を通販してくれるサービスがあるのですが、そこで買える商品が半額以下で買えます。自分で運ぶので送料も無料。

なので外国製品を余るほど買って配り、残りをメルカリで売却しました。倍値で売れるので送料手数料差し引いても利益が出て、さながら貿易商の気分。。夢中になって観光を忘れないよう気を付けましょう。

ブランドや家電など高額の海外製品でプチ貿易に挑戦してみたい方は、並行輸入品と偽物の見分け方 海外製品を安く手に入れるスキル の記事を参考に、事前に国内外の価格差を調査して臨んでください。

クルーズなら移動の苦労なく離島のリゾート巡りができる

クルーズなら移動の苦労なく離島のリゾート巡りができる

クルーズ旅行のコースはほとんどの国にあります。なので先に行きたい場所を決めて、それから合うクルーズを探すだけです。

行き先の強い希望がなければ、大陸の沿岸を巡るコースよりも地中海やカリブ海、インドネシア、沖縄や台湾などの島巡り旅行をお勧めします。

ハネムーンらしいリゾート感があって絵になりますし、そもそも船で旅行しているという交通のメリットを最大限に活かせるからです。

期間についても、最短で4日からあります。忙しい方は、まずは仕事を休める時期と期間を先に決め、その範囲で探すと良いでしょう。

日数から選ぶ島めぐりコースの目安を下表にまとめたので、イメージしてみてください。

旅行日数お勧めの行き先
4-7日沖縄、台湾、シンガポール/東南アジア諸島
8-15日エーゲ海、地中海、カリブ海、ハワイ諸島
15日以上リポジショニングクルーズ

方面の目星をつけたら、クルーズを扱っている旅行代理店サイトでとりあえずコースを見てみるか、無料カタログを取り寄せてみましょう。旅のシーンや期間、費用のリアルが具体的になってきてハネムーンの準備が動き出します。

クルーズコース選び 日本発着か、海外か

行ける日数が4-7日の場合、遠い国まで飛行機で移動する時間がないので日本国内発着のアジア航路が最適です。

なんとか8-15日仕事を休ませてもらえるなら、エーゲ海でギリシャやトルコ、地中海でヨーロッパ諸国、カリブのキューバなどケイマン諸島、そしてハワイなど、海外のどこでも選べます。

この場合は、該当エリアまで飛行機で飛んでそこからクルーズ船に乗り込み周遊して、帰りも飛行機になります。

筆者は休暇最終日の夜に帰国し、翌朝出勤しましたが普段の旅行と違って移動が少なく船でゆっくりできたので、30代後半の中年ですがそれでも体力的にツラくなく復帰できました。休息日を設けずフルに旅行に充てても良いと思いますよ。

15日以上休める人はなんでも選べますが、せっかくなので「リポジショニングクルーズ」というキーワードで探してみてください。

これはクルーズ船がエリア間を長距離移動するときの片道便で、長期間のコースしか無いですが大変割安に乗り込めます。長い休みが取れる人だけの特権です。

クルーズ旅行の費用事情

費用の概算方法

クルーズ船にはカジュアル・プレミアム・ラグジュアリーというグレード分けがありますが、プレミアムとラグジュアリーはドレスコードや食事のしきたりが面倒になるので、そこまで志向しなくても良いと思います。

筆者はカジュアル船を選択しましたが安っぽいようなことはなく、それでいて格式張っていないので満足して楽しめました。

エリアにもよると思いますが客層も白人の高齢夫婦が多く、落ち着いて過ごせました。ツアーで行ったので同行の日本人客には新婚夫婦やお金持ちの人が多かったです。

カジュアル船の場合、費用はほぼ日数で決まります。下記の式で概算できます。

クルーズ旅行費=人数×日数×3万円 (バルコニーつき客室の場合)

 海外発着便の場合、往復航空券で一人当たり+12万円

 ハイシーズン(日本の盆暮れ正月GW)の場合、一人当たり+20万円

この費用には全日数の食事代と宿泊費、交通費が含まれています。オールインクルーシブといって、クルーズ旅行では全部込みのセット料金が普通です。

ハイシーズンを避けられれば、かなり安く抑えられます。

ハイシーズン以外で5~10日も会社を休むなど、一生のうちで新婚旅行ぐらいでしか到底同僚や上司の理解を得られません。唯一のチャンスに、思い切って臨んでみてはいかがでしょうか。

さらに費用を抑えたい場合は、客室を窓なしバルコニー無しにすると、3万円→2万円で計算できます。

客室は窓ありバルコニー無しというタイプもあり、この場合は2.5万円で概算できます。

国内発着便で窓なしの客室にすれば、オールインクルーシブ5日間で15万円に収まるコースなどもあり、かなり費用を抑えることもできます

窓なしの客室でも、共有部は他の客と同様に使用できますから、より少ない費用で豪華客船旅行を体験することも可能です。

なお直前予約を活用するともっと安くできるのですが、会社を長く休むハネムーンには不適だと思います。

新婚旅行クルーズのデメリットと対処法

感染症対策はどうなっているのか 実体験から

2020年現在、ハネムーンに限らずクルーズ旅行最大の懸念点は、ウイルスや細菌による感染症に関する問題が挙げられます。

記事更新時点の2020年4月現在においてもなお、ウイルスは猛威をふるっており終息が見えません。

微力ではありますがこの問題に関して、筆者が乗船した際の体験から、クルーズ船における感染症の傾向と対策を提案したいと思います。

2019年夏、まだクルーズ船における感染症の問題がニュースになる前の頃、筆者が乗船した際印象的だったのは、添乗員が再三にわたり感染症の予防をツアー客に警告していたことです。

当時の添乗員の案内では、「クルーズ船はいろんな国に寄港していろんな国の人が出入りしているから、得体のしれない感染症にかかるリスクがある。特に共用スペースのトイレのドアノブに触れるな、できればトイレは自分の部屋のものだけを使うように」とのことでした。

風邪や下痢など一度流行すると船中にまわる傾向があるらしく、添乗員はそれを経験していたので強く警告していたのでした。

当時筆者はそこまで言うことのほどかと思い、ドアノブを素手で触れるのは避けたもののそれほど気にせず共用トイレも利用していましたが。。今となっては考えられません。

また、もう一つの事実として、ビュッフェレストランの入り口には必ず船員が待機していて、入場者の手にアルコールスプレーを吹きかけていたという事があります。これも新型コロナウイルスが世に出る前のことです。

もちろん衛生的でよいことですが、裏を返せばクルーズ船内で感染症が出てしまうと地上より広がりやすいリスクがあることを、船会社はよく理解していたということかもしれません。

そしてもう一つ感染症に対し脆弱と思われる特徴として、各客室の空調は船全体を循環していることの多い点が挙げられます。特に窓無しや窓を開けられないタイプの客室では、病気にかかった時窓から新鮮な空気を取り入れられないので大変不利です。

これら感染症に対する個人でできる対策として、現時点でのクルーズ船の対応状況や構造を総合していえることは、体調の優れないとき空調を使わず窓を開けて生活できるよう開閉可能な窓付きの部屋を選択すること、冬から初春にかけて感染症のはやる時期の乗船を避けること、共用スペースのトイレは利用時特に手洗いを徹底する、なるべく使わない、などが挙げられます。

食事と船酔いの懸念

クルーズの特徴としてオールインクルーシブ、つまり良くも悪くも食事が必ず食べ放題セットでついてくるため、食事の不味い船に当たらないか心配、という向きもあろうかと思います。

この問題については、 クルーズ旅行 船内のおいしい食事の見つけ方と船別評価ランキング の中で心配を払拭する方法を記載していますので、ご覧ください。

あと船酔いについてですが、クルーズ豪華客船は物凄く大きい船なので揺れがたいへん少なく、あまり心配はないと思います。

基本、大きいほど揺れは少ないので心配なら大きめの船を選ぶのも手です。筆者は9万トンの船で全く船酔いしませんでした。

また、なるべく開閉できる窓付きの部屋、つまりバルコニータイプの部屋を選択することも良い対策になります。船酔いに限らず体調の優れないときに窓を開けて新鮮な空気に触れることができます。

ハネムーンなら万全を期してバルコニー付き以上の部屋を選択した方が無難です。これについては後ほど紹介します。

なお、客船には医師が同乗し、酔い止めの薬は無料で提供されます。

最後のデメリットとしては、宿泊が船の中なので、観光地の夜を街で過ごすことはほとんどできない点が挙げられます。

ただコースによっては夜9時くらいまで陸に滞在できる港もあるので、夕食を夕闇の町でとることは場所によってはできます。

カタログを取り寄せると各港町での出航時間が載っているので、陸で少しでも夜を過ごしてみたい場合は事前に検討が必要です。準備なしでは時間的に難しいでしょう。

クルーズ船の種類とハネムーンのための選び方

クルーズ船の種類とハネムーンのための選び方

船のグレード分け

クルーズ船にはカジュアル・プレミアム・ラグジュアリーのグレード分けがあり、それぞれ価格帯とドレスコードやサービスの格式が異なることになっています。

が、初めてハネムーンでクルーズに臨むのならば、カジュアルグレードをお勧めします。

カジュアルグレードの中にはシェア世界一の船会社などもあって市場が成熟しており、スケールメリットを活かしてお客を楽しませる設備が充実しています。要はコスパが良いです。

また、カジュアルといっても安っぽいとか客層が悪いといったことはなく、むしろ格式張っていないので安心して楽しめます。場違いで気まずい思いをするようなリスクがありません。

実際沢山のクルーズ船に頻繁に乗るマニアほど、グレード分けにはあまりこだわっていないように思います。優劣というより、それぞれの船に特徴があるということです。

旅に求める特徴から船会社を探す方法

あらゆるクルーズ船を細かく点数化した、極めてレビュー数の多いクルーズランキングサイト cruise critic を見ると船ごとの特徴が点数化されランキングで分かります。

船旅に求めるものから船会社のランキングを見てみると、船会社ごとに特徴の違いがあるのが分かるので、ざっくりの特徴をつかんでみましょう。下記リンク集をご利用ください。

cruise critic は英語のサイトですがグーグル翻訳で十分活用できます。見ると分かりますが、グレード分けについてはほぼ記述がありません。

なのであまりグレードにこだわらず、予算と希望のコースに合う乗りたい船を探すのが良いと思います。

2019年、ランキングの上位に目立つ評判の良い船会社は セレブリティクルーズ です。また、世界一の超大型客船を擁する船会社は ロイヤルカリビアン で、これは同年にマツコのTV番組でも紹介されました。

cruise critic の詳細な見方、使い方はクルーズでの食事のヒントと共に クルーズ旅行 船内のおいしい食事の見つけ方と船別評価ランキング に解説してありますのでご覧ください。

クルーズマニアおすすめの船会社は?

筆者がクルーズツアー旅行をした際に、同行の日本人客の中に毎年クルーズ旅行をしているというクルーズマニアな高齢の女性が居たので、おすすめの船会社を聞いてみました。

おっしゃっていただいた内容そのままにご紹介します。

キュナード(ラグジュアリー):「食事が本当においしいの。食材が全然違うのね。今度のクイーンエリザベスは横浜から出るのよ、また行くの。」

ロイヤルカリビアン(カジュアル):「とにかくもう、船が大っきくて最高よ。とっても楽しいの。端から端まで歩くのも大変なくらい。世界一大きい船。一番楽しいわ。」

ホーランドアメリカ(プレミアム):「よく乗ってるけど良いわよ。息子がプレゼントしてくれるから、来年は行く予定でもう決まってる。日本にも来てるよ。」

ノルウェージャン(カジュアル):「この船はよく頑張ってるわねえ、水がレストランで無料なのが良いね。私は何回か乗ってるから、シャンパンがプレゼントされたよ」

プリンセス(プレミアム):「(ノーコメント)」

・・・との事で、やっぱりお金持ちの人はすごいな~と若干格差も感じつつですが、経験者の豊富な体験に基づく船会社評価を聞くことができました。

マニアでも意外といろんなグレードの船に乗っており、筆者と同行のときはカジュアル船で旅行代理店のツアーであり添乗員つきでした。

この方いわく、ツアーで同行の人と話すのも楽しみだし、航空券手配や乗り継ぎが大変だからいつも旅行代理店のコースにしているそうです。

また高齢なこともあり、できるだけ日本発着便を探すようにしているそうです。

なので新たに日本に来るようになった船の情報を掴むのが早く、添乗員も驚いていました。

新しい日本発着便は人気が出ちゃうとすごく混むから、早めに見つけて1年前くらいから予約するのだそうです。

また、この方は何日か天候の悪い日は寄港地観光せずに船に残っていました。

あえて船に残ることでスパなど通常人気の船内設備を独占使用できるので楽しいそうです。この辺はお金持ちならではの楽しみ方かもしれません。

ハネムーンクルーズにおすすめの客室タイプ

クルーズ船には客室のグレード分けがあり、大抵は安いものから順に「窓なし」「窓あり」「バルコニー付き」「スイート」となっています。

だいたい一人一泊あたりそれぞれ2万、2.5万、3万、4万以上と上昇していきます。

最もコスパが高いのはスイートにMAX人数で泊まってキャンペーンを併用し、一人あたり料金を下げる方法ですがハネムーンには適さないでしょう。

先ほどのクルーズマニアのご婦人は客室はいつも窓なしを選択しているそうです。

慣れると共用部で沢山過ごしたほうが楽しいし、安く沢山乗れるからだそうです。

でもハネムーンなら、バルコニー有りの方がそりゃ良いわねと言っていました。

筆者の見解ですが、やっぱり初めての体験は高額ですがバルコニー付きの客室が良いと思います。

この機会を逃すと、外国の景色が流れるバルコニーで食事したり、大洋の上で星空と風・夕日や朝日のなか寝食を過ごしたり、そういう体験をするチャンスも得られないからです。高いですが。。

なお、MSCやコスタといったイタリア船の場合、航路によっては船内言語がイタリア語になってしまうので、初めてのクルーズにはやや適さない部分はあります。

また事実として直近もイタリアのクルーズ会社は船舶事故を起こした回数が多く、ニュース記録を検索して見ることができます。まあ微々たる確率なので気にしすぎることはないですが。

その他に変わった船会社としては、ディズニーの豪華客船があり、船内ウェディングを挙げることもできます。ディズニーが大好きなら素晴らしい選択肢になるでしょう。

旅行代理店の航空券付きコースと、個人手配はどっちが良いか

ハネムーンで初めてクルーズに臨む方は、旅行代理店の用意する航空券付きコースを強くお勧めします。

筆者も最初は、新婚旅行なんだから夫婦水入らずで行きたいイメージでしたが、まず外国の離島は交通機関が不便で移動だけで一苦労です。

旅行代理店の手配するコースだとオプションツアーも提供されます。これに費用を支払って乗っかった方が、チャーターバス移動なので楽です。

また、日本の代理店提供のツアーだと英語を使わなくて済むので、このメリットも考慮するなら割安で楽しめるといえます。自由時間ももちろんあります。

また日本からのツアーに参加すると、同行の客層も日本人夫婦やわりとお金持ちの人達が多くなるので、快適に過ごせます。

また、調べてみると分かりますがクルーズチケットと航空券を別々に個人手配しようとすると、よほど航空券を安くあげない限り旅行代理店の航空券付きコースより高くつきます。

ハネムーンに添乗員有り・無しはどっちが良いか 談

ハネムーンで初めてクルーズに臨む方は、旅行代理店の添乗員同行コースが費用に見合うメリットを得られると思います。

病気やケガ、盗難などのトラブルの時すぐに頼れる人がいるのは大きいです。

言葉も勝手も分からない外国の船ですから、一度クルーズの経験を積むまでは素直に経験豊富な添乗員さんを頼るのが吉です。

筆者の経験では、グループの他の夫婦が足をくじいたとき、添乗員が松葉杖を提供していました。

一体どこから調達してきたのか。。お陰で観光を継続できたようです。

また、港が混んで接岸方法が急に変更になったとき、船内放送で集合場所と時刻の変更を案内されるのですが、それが超早口の英語放送なので困惑します。天候不良でもこのトラブルパターンはあります。

こういう時は添乗員が真っ先に案内に来てくれ、観光時間のタイムロスを最小に行動できました。

添乗員はクルーズ旅行の経験に卓越しており、客の扱いも慣れているというのが筆者の率直な感想です。

余計な干渉や詮索、時間拘束はしてきません。程よい距離に控えて必要な時に力を貸してくれます。

クルーズ新婚旅行のまとめ

洋上の動くホテル、クルーズ豪華客船に乗って旅する新婚旅行なら、食事も移動も全部セットなので準備が本当に楽です。

旅行中も、寝ている間に次の目的地に運ばれるので移動時間がなくなり、忙しい新婚夫婦の限られた時間を有効に使うことができます。メリットをおさらいすると、

  • 移動が楽で、疲れない。プチ貿易商ができるほどお土産を買い集められる。
  • 食事と交通が全部、船にセットになっているので、準備が楽。
  • 工夫次第で安く短期間にすることもできる。
  • 豪華客船に泊まるというレアで楽しい体験を、幅広い船種、船室、行き先の選択肢から選べる。

といった特徴がありました。

一方で気を付けておかないといけないデメリットは、

  • 地上よりは感染症のリスクに曝される確率が高い
  • 英語が多少必要。
  • 食事がセット費用に含まれており外せないので、失敗しないように準備が必要。
  • 洋上でインターネットは使えないので、日本との連絡手段の準備が必要。
  • 船酔い(よほど小さい船を選ばない限りまず心配ないです。医師も同乗します。)。
  • 夜の観光は限られる。寄港地で夕食を取りたい場合は準備が必要。

という内容でした。また、体験に基づくおすすめは以下の通りです。ご参考ください。

  • 船はグレードよりも予算とコースを優先し、それから船に求める特徴で選ぶ。
  • ハネムーンで初めてクルーズなら、旅行代理店と添乗員は有りがメリット豊富。
  • 船室は予算をがんばってバルコニーが良い。

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