クルーズ旅行 極力英語なしで楽しむには

クルーズ旅行 極力英語なしで楽しむには

クルーズ船内では主に英語が公用語になります。

しかし私も含め多くの人は、学校で英語を習ったもののあまり自信が無いか、読み書きはできても外国人との会話はほとんど経験が無いのではないでしょうか。

クルーズは旅先も船も千差万別ですが、クルーズ旅行の流れの中で英語が避けられない場面は限られており、事前にいつどんな場面があるか把握しておけば英語無しでやり過ごせるものも多くあります。

また、船内で受けられるサービスはどの船会社でも似通ったところがあります。サービス毎にどういうパターンがあるのか把握しておけば、やはり英語を使う場面を最小限に減らすことができます。

この記事ではクルーズ旅行の流れに沿って、外国人と相対する各場面パターンを順番に紹介し、極力英語を避けながら提供されるサービスを享受する方法をご提案します。

ぜひこの記事でパターンを事前に知り、英語を苦にせず最大限に旅を楽しめるようになってください。

英語圏の船会社の場合は船内公用語は英語ですが、MSCやコスタなどイタリアの船会社の場合はイタリア語メインになります。

ただ公式サイトにも乗客の国別構成比率によって公用語を変えるとあり、航路によってはある程度英語も使える場合があります。

クルーズで外国人と直面する場面を知っておく

クルーズ旅行で外国人と相対しなければならない場面を、旅行の流れに沿って下記にご紹介します。

で表示した場面は、どんな場面なのかこの記事でざっと把握しておけば、英語を話さず難なくやり過ごせる場面です。

/ (緑のエンピツマーク) の場面は、少し準備しておくだけで存分に楽しめる場面です。ぜひリンク先の記事を見ておいてほしいと思います。

× で表示した場面は、英語ができないとしんどい場面です。事前に下調べして段取りを組んでおけば英語無しでもいけるかもしれませんが、時間とお金の費用対効果を考えると日本のツアーサービスを利用するか割愛したほうが良い場面です。

①外国現地の空港から港に移動し、自分の船の乗船口を見つけ出す (外国の港から出航するコースの場合)
 →基本的に空港からタクシーを使って移動します。

行き先の港は乗船券か、券と一緒に渡される案内に書いてありますからそれをタクシーの運転手に指差して見せ、移動します。

このとき、船の名前も伝えましょう。乗船券に書いてあるので、指差しでも良いです。

移動中はグローバルWIFIがあれば、タクシー内でgooglemapが見れるのでかなり不安が払拭できます。

港に近づいたらもう一回船の名前を知らせ、運転手と一緒に該当の船を探しましょう。

港には沢山のクルーズ船が停泊しており、タクシー運転手もあまりクルーズの港に詳しくないため、船の名前を特定しておかないと港でウロウロ迷うことになります。

事前に自分の乗船券をよく確認して、googlemapで位置関係を下調べしておき、1時間以上余裕を持って乗船口にたどり着けるよう段取りを準備しておくのが必須です。

参考に、ホーランドアメリカの乗船券の見方が載っている案内のリンク を貼っておきます。 乗船券が手元に届くまで見方の参考にしてください。

なお日本からのツアーに参加するのであれば、こうした苦労はしなくて済みます。

クルーズプラネットのDuoなど、添乗員なしでも段取りまではしてくれるツアーもあります。

②港から乗船する
 →まず、受付でルームキーカードを作ります。集団の行列に並び、順番が来たらクレジットカードとパスポート、乗船券を提出して写真撮影を受け、待っていればルームキーカード(クルーズカード)を渡されます。なにも言う必要はありません。

使い古して擦り切れたクレジットカードは読み取りで苦労するので、念のため新しめのスペアカードも持っておくと良いです。

ルームキーカードを渡された後は流れについていき、荷物をX線検査ゲートに通した後そのまま流れに沿って進めば船に乗り込めます。

③部屋に入る
 →自分の部屋についたら、ルームキーカードを挿して入るだけです。フロントでチェックインなどの手続きは特に必要ありません。

④各種船内サービスを楽しむ
 →ショーは英語ですが聞き取れなくても見ることはできます。無料なので入口で何か言われることもありません。トーク主体のショーは避けましょう。

 →プール、ジャグジー、ライブラリー、スポーツコート、デッキの各席、フォーマルナイトパーティー、ラウンジパーティー、ゲームセンターなどは黙って入れるので、英語無しで楽しめます。

 →食事はビュッフェであれば英語不要です。

 →ルームクリーニングサービスは黙っていても不在時に実施されます。しかし部屋の前に手動のサインボードがあったり、ドアノブにサインボードを引っ掛けるなど船によって異なるシステムがあり、扱いに注意が要ります。

「Do Not Disturb」と書かれたサインを表示すると、ルームクリーニングサービスは一切受けられません。

じぶんの在室時はあえて表示状態にしておけば、スタッフがクリーニングに訪れて鉢合わせる心配はなくなりますから、うまく使い分けましょう。

室内に備え付けのタオルなどは、使用済みでもたまに交換されないことがあります。このような時は、床に置いておけば確実に交換されます。

 →ルームサービス(客室に食事を運んでもらうサービス)は、室内備え付けのカードに用意のある品が英語で書かれていますので、適当に丸印をつけて配達希望時間を記入し、ドアノブの外側に掛けておくと持ってきてくれます。

クルーズ ルームサービスカード
クルーズ ルームサービスカード

代表的な船会社ごとのサービス料は下記の通りで、有料の場合でもいくつかのメニューに限り無料というケースもあります。 朝早く寄港地に着く場合などは大いに利用しましょう。

セレブリティ無料
ホーランドアメリカ無料
プリンセス無料
ディズニー無料
ノルウェージャン8ドル/配達1回
ロイヤルカリビアン8ドル/配達1回

筆者はノルウェージャンで無料メニューのフルーツ、ヨーグルト、ミルク、ジュース、シリアル、パンなどのみ配達依頼し、完全無料で楽しめました。

カジノは クルーズ船カジノ 英語無し外貨無し超小額で楽しむ裏技 を参照ください。英語なし外貨準備なしの超小額から楽しめる裏技があります。

⑤英語がないと厳しい各種サービス
 → ビンゴはビンゴカードを買って参加するだけなら、販売金額がいくつか大きく表示されているので欲しいものを指差してルームキーカードを出せば黙って買えます。

しかしビンゴはルールが船によっても時間帯によっても異なっており、英語が多少できないと辛いものがあります。

筆者が体験したノルウェージャンの場合、1列揃っただけではダメで、シート全部に穴が開いた時点がビンゴ扱いというルールでした。

筆者は早合点して1列でビンゴの奇声を発し、そのあまりの速さに周囲の外国人やスタッフが驚いていました(早いと超高額賞金です)が、そういう恥も経験として楽しめるならば英語なしでも良い思い出になります。

 →クイズやカルチャースクール、エクササイズなどは英語ができないと当惑します。

ビュッフェ以外の各種有料/無料レストランについては僅かな英語で済ませられます。クルーズ旅行 レストランを最小限の英語で楽しもう を参照ください。バー、スパなどの有料サービスや寄港地でのレストランにも応用できます。

⑥寄港地で下船する(テンダーボートではない場合)
 →寄港地に着いたら、下船は集団の流れについていけばできます。再乗船する時必要になるので、ルームキーカードとパスポートコピーは携帯する必要があります。

港に下りてすぐの場所に再乗船時間を示す表示看板が置いてあるので、必ず確認して絶対に間に合うように戻りましょう。間に合わないと置いていかれます。

⑦寄港地で下船する(テンダーボートに乗らなければならない場合)
 →クルーズ船が港に着岸できない場合、テンダーボートという小船に乗って港に行く必要のある場合があります。

テンダーボートに優先的に乗るには事前に船内でチケットを入手しなければなりません。事前入手はかなり英語のハードルが高いです。

優先乗船が終わってからもボートは頻繁に往復するので、それからなら単に無料バスに乗るような感覚で列に並べば乗り込めますから、これを利用しましょう。

テンダーボートが港に着岸したら、必ず再乗船時間を表示する看板が置いてありますので、絶対に確認して間に合うように戻ってください。

テンダーボートチケット事前入手の難しさ

事前入手できればそれだけ長時間寄港地で過ごせるので、利用できるならしたいものです。

しかしチケットの配布時間や配布場所はいつも同じとは限らず、事前に部屋にお知らせの紙が差し入れされますが、この紙も英語しかない場合があります。

そのうえ、テンダーボートの予定はかなり頻繁に突発的に変更されます。

時間帯の変更だけでなく、そもそもボートの予定ではなかったのにボートが必要になったり、あまりに悪天候の場合は抜港といって、寄港自体中止になるケースもあります。

このため事前にパターンを予習して段取りするのも難しい現実があります。

日本語船内新聞など案内のある船かどうか、なければ日本からのツアーを選ぶなど予め対策しておかなければ事前入手は難しいと思います。

⑧寄港地ツアー(ショアエクスカーション)に参加する
 →船会社が提供するショアエクスカーション自体は、事前に日本語サイトから申し込んでおくこともできます。

船会社提供でなくても viator という英語格安ショアエクスカーションサイトを使って事前に日本から申し込んでおくこともできます。

しかし当日の集合場所やツアー自体の添乗員などは全て英語です。自由行動で解散するときなど再集合場所や時間を案内されますが、これも英語で口頭です。とてもついて行けません。

寄港地ツアーを英語なしで利用したい場合は、日本の旅行代理店が提供するオプションツアーなどを利用するのが賢明です。

価格についても、現地地元企業の格安ツアーは別として、船会社のショアエクスカーションと日本の旅行代理店提供のツアーとではそんなに変わらないので申し込んでも損はないと思います。

⑨最終日に清算し、下船する

最終日の夜になると、これまでにルームキーカードで支払った明細の紙が部屋に届けられます。

身に覚えのない請求があった場合は、フロントに訴えなければなりませんが、そうでなければ特に清算手続きは要りません。

船によっては船内チップが日ごと人数ごとに自動的に差し引かれるシステムだったり、船内ドリンクに一定のサービスチャージが課されるシステムがあったりします。

直接支払った記憶が無くてもこういった自動加算も明細の紙に記載されますので、身に覚えが無い支払いだと勘違いして焦ることの無いよう、自分の船の費用に関する情報は把握しておきましょう。

⑩ 外国現地の港から空港に移動し、自分の飛行機に乗るまで (外国の港に帰港するコースだった場合)

 →①と同じです。

流れを予習すれば、クルーズ旅行は英語無しでも楽しめる

以上、クルーズ旅行の流れに沿って外国人と相対する場面を整理してみました。予め全体の流れを掴んでおくだけでも、心構えができるし事前対策もできるというものです。

記事中×で表示したものうち⑤「ビンゴやクイズ」、⑧「ショアエクスカーション」は、英語必須ですが代わりになるサービスもあるので、割り切って諦めてしまうのもひとつの手です。

のものは何も英語の心配は要りませんから、どんどん参加しましょう。①と⑩「乗船・下船」は、予め乗船口を確認して十分時間に余裕を持って臨めば大丈夫です。

/ のものは本当に僅かな英語だけでとても楽しいサービスを満喫できますから、ぜひリンク先を辿ってその要領を見ておいてほしいと思います。